掃除機の正しいかけ方はご存知ですか?部屋の掃除をしたいけど、掃除機をかけるのが面倒くさい…。毎日かけてるのに、すぐにホコリが溜まってる…。もしかしたら、あなたの「掃除機のかけ方」間違っているかもしれません!
実はちょっとしたポイントを気にするだけで、今よりももっと掃除がはかどるんです。そこで今回は、効率的な掃除機のかけ方やコツについてご紹介します。
掃除をする場所の順番を決める
まず、掃除機をかけたい場所のチェックをし順番を決めましょう。掃除をするときは高い位置からと言われていますが、掃除機も同じです。 ソファがある場合は、ソファからかけて行きましょう。ソファが終わったら次は床です。掃除機は部屋の入り口から奥の方に進み、最後にまた入り口に戻ってくるようにかけましょう。こうするとキレイになった場所を移動するのでホコリが舞い上がりにくくなります。
場所によって違う、掃除機のかけ方
ホコリのたまり方は場所によって違います。
畳やフローリングは、部屋の端や隅、家具の裏などの「人があまり通らない場所」にホコリがたまります。反対に、カーペットやラグなどは「人がよく通る場所」が汚れやすいのです。その点も踏まえ、場所別の掃除機のかけ方を知っておきましょう。
畳
ホコリがたまりやすいのは溝です。畳は目に沿ってかけましょう。しかし最近の掃除機は吸引力の良いものが多いので目に沿ってかけなくとも、ホコリは十分に吸い取れます。 普段の掃除では、全体を一方向にかけるのが良いでしょう。 ただし、畳の部屋は隅や、畳と畳の隙間、畳縁、そして敷居にホコリがたまりやすいので、細いノズルに付け替えホコリを吸い取りましょう。
フローリング
フローリングは、畳の部屋と同じように一方向にかけます。板と板のつなぎ目が溝になっている場合は、そこにホコリがたまるので溝に沿ってゆっくりかけましょう。
カーペット
カーペットやラグは毛足の間にゴミが溜まっているので、畳やフローリングのように一方向ではキレイに吸いきれません。くまなく掃除するには、掃除機を十字にかけるのが一番です。まずカーペット全体を一方向にかけ、次に方向を90度変えてかけます。 カーペットには細かいゴミやダニなどが繊維に埋もれやすいので、しっかりと毛の間のゴミを吸い取るためにも面倒くさがらず丁寧に行いましょう。
ソファ
ソファに掃除機をかけるときは、ノズルを交換するのがおすすめです。細いノズルに付け替えたら、隙間という隙間にノズルの先をあててホコリを吸い取ります。
効率的な動かし方
掃除機をかけるとき、力いっぱい掃除機を押し付けたり、早く終わらせようとノズルを大きく動かしていませんか?力いっぱい掃除機を床に押し付けても、吸引力は上がるどころか逆に下がってしまいます。手は掃除機を支える程度にし、吸引力を損なわないようにしましょう。掃除機のノズルを動かす時には力を入れすぎず、軽くすべらせるようにしましょう。
ノズルを動かす幅は、自分の身長の半分くらいが目安です。腕を伸ばし長いストロークでかけても、ヘッドの部分が浮き上がり、ホコリを吸う力が弱くなります。 ヘッドが床にぴったり沿っていることを意識しながら動かすと良いでしょう。
また、スピードはゆっくりと動かすことが大事なポイントです。一般的な掃除機はノズルを引くタイミングで吸う力が強くなるので、特に引くときにペースを遅くするよう意識しましょう。
掃除機もお手入れしよう
掃除機のヘッド部分は汚れが一番付着している場所です。
どんなにキレイに掃除機をかけても、汚いヘッドのままかけていたら台無しです。掃除機をきちんとお手入れすることも効果を最大限に発揮するポイントです!ヘッドのローラー部分に絡みついた髪の毛などの汚れを取り除いたり、重曹水を含ませた布きれで拭くなど、1ヶ月に1度はお手入れをすることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。間違った掃除機のかけ方のせいでうまくゴミを取りきれず、結局毎日のように掃除機をかけなければならないという悪循環になってはいませんでしたか?生活していればどうしてもホコリはたまってきます。
できれば数日に1度は掃除機をかけたいところですが、忙しいときは週末だけでもキレイな状態を保つことはできます。1週間以上放置すると大きなホコリがたまってくるので、なかなか掃除機をかける暇がないという人は、せめて部屋の隅やカーペットの上などホコリがたまりやすい場所だけでもキレイにすると良いでしょう。
部屋を片付けて掃除機をかけると、気分もスッキリし晴れやかな気持ちになるものです。また、こまめに行うことで気になるホコリをためこまず、かえって時間の節約にもなるかもしれません。
お掃除でお部屋も気分もスッキリしましょう!