ガラステーブルはお部屋にスタイリッシュな印象をもたらせてくれますが、実はデメリットがいくつかあります。
透明なので圧迫感のない空間を演出でき、お部屋を都会的なコーディネートに導いてくれるガラステーブル。今回はそんなガラステーブルの特徴、メリットとデメリットについてご紹介いたします。
ガラスの種類
フロートガラスと呼ばれる普通の透明なガラスと強化ガラスと呼ばれるガラスがよく利用されています。
フロートガラスとは?
世の中で最も流通しているガラスです。安価で加工がしやすく、窓ガラス、ガラステーブルトップ、ガラス棚板、棚の扉、水槽などによく利用されます。
耐熱温度は110℃となっており、沸騰したお湯(100℃)を掛けても割れることはありません。ただし、110℃以下でも、急激に冷やしたり、冷えたガラスに熱湯を掛けるような急激な温度変化には対応できず、割れてしまいますので、注意が必要です。
強化ガラスとは?
フロートガラスに熱処理を加えて、急激に冷却したガラスです。一般的なフロート板ガラスに比べ3 – 5倍程度の強度を持つガラスです。
耐熱温度は210℃となっており、熱湯をこぼしたり、熱々の鍋を置いても割れることはありません。また、高温の油(200℃)がかかっても全く問題ありません。
とはいえ、フロートガラスと同様に、急激な温度変化には耐えることはできませんので、注意が必要です。
ガラステーブルのメリット、デメリット
メリット
一番のメリットはやはりインテリア性の高さです。
スタイリッシュなイメージのインテリアと調和しやすく、高級感のあるお部屋を演出してくれます。またガラステーブルは光の透過性があるので圧迫感を感じにくく、足元まで暖かい空間を演出することが可能です。ガラスの光沢感がアクセントになるポイントも見逃せません。
また汚れが落としやすく、食べこぼしや飲み物などもさっと拭けばすぐ取ることができます。
デメリット
重量が木製のものと比較して重たいので、テーブルを置く場所の床には注意が必要です。
テーブルトップのガラスは食器などを直接置くと、細かな傷が発生しやすいです。そのため、ランチョンマットを敷くなど、何らかの対策を行うと良いでしょう。
またほこりや指紋汚れが目立ちやすいのでこまめに拭き掃除をしなければ綺麗な状態を保てません。
モダンデコおすすめのガラステーブル
●存在感抜群のモダンダイニングテーブル 『コルビジェ LC6』
まとめ
いかがでしたでしょうか?ガラスならではの特徴がメリットとデメリットに反映されています。木製のテーブルと比較して、ガラステーブルは長く使っても小傷やシミ、へこみ等発生しにくいので、デメリットであげた事柄を丁寧に対策することで綺麗な状態で長く使うことができます。気に入ったデザインの家具と出会えた際に、ガラスの種類等も参考にしてみてください。