人工芝の中には夏色と春色を選べる商品もあります。鮮やかな緑の夏色と、茶色が混じった薄緑の春色ではどちらがいいのか、お庭によってもおすすめは変わってきます。
今回は、人工芝の基本的な選び方や色が与える印象について解説します。夏色と春色のどちらを購入するべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 人工芝の基本の選び方
- 人工芝は夏色と春色どっちがいい?
- 夏色・春色を選べる!おすすめの人工芝9選
- リアル人工芝 全面透水 防草タイプ 芝丈35mm 2×10m【商品番号:qh045c】
- リアル人工芝 超高密度+静電気防止 極細タイプ 芝丈35mm 2×10m【商品番号:qh027-s】
- リアル人工芝 高耐久タイプ 芝丈35mm 1×10m(自然な見た目を追求・U字ピン付属)【商品番号:qh002-set】
- リアル人工芝 超高密度ハイグレード 高耐久タイプ・質感追求 芝丈20mm 2×10m 防草シート付【商品番号:qh023c-wps】
- リアル人工芝 極細タイプ 芝丈35mm 2×5m【商品番号:qh003-set】
- リアル人工芝 ロングパイル 長めでふかふかの質感 芝丈40mm 2×10m【商品番号:qh040】
- リアル人工芝 超高密度+静電気防止 極細タイプ 芝丈20mm 1×10m 防草シート付【商品番号:qh024-wps】
- リアル人工芝 超高密度 極細タイプ 芝丈20mm 2×10m 防草シート付【商品番号:qh023-wps】
- リアル人工芝 高耐久タイプ 芝丈20mm 2×10m(自然な見た目を追求・U字ピン付属)【商品番号:qh011c】
- 人工芝に関するよくある質問
- まとめ
- 他の商品はこちら
人工芝の基本の選び方
人工芝は、お庭やベランダ、バルコニーに敷くだけで、緑豊かな景観を楽しめます。そんな人工芝にはジョイントタイプとロールタイプの2種類があり、芝の長さも商品によって様々です。また、芝の色も増えており、夏色と春色のどちらかを選べる商品もあります。
ここでは、どの人工芝を選ぶべきか悩んでいる方に向けて、人工芝の基本の選び方をご紹介します。
ジョイントかロールか
人工芝にはパズルのように組み合わせて設置できる「ジョイントタイプ」と、好きな大きさにカットできる「ロールタイプ」の2タイプがあります。
どちらも施工に手間はかからず、天然芝より簡単に設置できることに変わりはありません。ただし、人工芝を敷く範囲によっておすすめのタイプが異なります。
狭い場所に敷く場合は「ジョイントタイプ」
ベランダやバルコニーなど比較的狭い場所に敷く場合は、より手軽に設置できるジョイントタイプがおすすめです。ジョイントタイプの多くは30cmほどの小さなパネルで、500gほどと軽量なので女性や慣れていな方でも簡単に設置できます。
広い場所に敷く場合は「ロールタイプ」
お庭のような広い場所に敷く場合は、ロールタイプがおすすめです。ロールタイプはジョイントタイプのように継ぎ目が目立つこともなく、カーペットのように敷くだけで綺麗に設置できます。
パイル(芝)の長さ
人工芝によってパイル(芝)の長さは異なり、20mm以下の商品もあれば50mm以上の商品もあります。それぞれに特徴や雰囲気に違いがあるので、用途や求める雰囲気に合った人工芝を選びましょう。
パイルの長さが20mm以下
パイルの長さが20mm以下の人工芝は、芝の上でパターゴルフを楽しみたい方におすすめです。ゴルフボールが引っかかりにくく、芝葉が寝てしまってもそこまで気になることはありません。
パイルの長さが30mm前後
パイルの長さが30mm前後の人工芝は、芝の上で寝転んだり、お子様やペットと遊んだりしたいと考えている方におすすめです。裸足で歩いても痛くない程度のクッション性があり、お子様やペットの足腰を守れます。
パイルの長さが50mm以上
パイルの長さ50mm以上の人工芝は、天然芝では味わえないふかふかとした質感を求める方におすすめです。お子様やペットの遊び場作りはもちろんのこと、豊かな芝でお庭を美しく彩りたい方にも向いています。
パイル(芝)の色
人工芝のパイル(芝)の色は、商品によって大きく異なります。一口に緑といっても濃い緑や薄い緑もあれば、茶色や黄色が混ざった緑もあります。そのため憧れのお庭や求める空間をイメージして、より理想に近いパイルの色を選ぶのがおすすめです。
例えば、お庭を鮮やかな緑で彩りたい方は濃い緑色の人工芝、天然芝のようなリアルさを求めるのであれば複数の色のパイルを組み合わせた人工芝が適しているでしょう。
また、最近は茶色(ブラウン)や灰色(グレー)、ベージュなどの落ち着いた色の人工芝や、ピンク色や黄色などのポップな色の人工芝も登場しています。
夏色と春色の違い
前述の通り、人工芝のパイルの色は商品によって異なります。
多くの商品は夏色と春色に分けられ、鮮やかで濃い緑色の人工芝を夏色、やや茶色がかった薄緑色の人工芝を春色と呼びます。夏色の人工芝はお庭やバルコニーを明るく見せてくれますし、春色の人工芝には植木や植栽と馴染みやすいという特長があります。
実際に購入する時は実物やホームページの写真を見て決めるべきですが、大まかに「夏色」と「春色」のどちらが良いかはあらかじめ考えておきましょう。
また、秋らしい雰囲気を求める場合は、茶色やベージュ、オレンジがかった黄色を取り入れた人工芝がおすすめです。「夏色」と「春色」のどちらかを選ぶなら、「春色」が最適。紅葉のような温かみのある色合いが、ナチュラルで落ち着いた空間を作り出します。
人工芝は夏色と春色どっちがいい?
人工芝を購入する際に多くの方が口にするのが、「夏色と春色どっちがいいの?」という疑問です。ここからは、人工芝の色を決める時のポイントをご紹介します。
明るさを求めるなら「夏色」がおすすめ
鮮やかな緑色のパイルが印象的な夏色の人工芝は、お庭やバルコニーに明るさを求めている方におすすめです。夏色の人工芝の青々とした緑色は、空間をパッと華やかに見せてくれます。そのためお庭やバルコニーのインテリアにマンネリを感じている方や、空間の印象をがらりと変えたいと思っている方に選んでいただきたい色だと言えるでしょう。
ただし、冬の寒い時期に夏色の人工芝を敷いていると、植木や植栽との違和感が生じることがあるので注意が必要です。夏に人工芝の施工を行う場合は、冬の景観もイメージしてみることをおすすめします。
リアルさを求めるなら「春色」がおすすめ
茶色や黄色が混ざった春色の人工芝は、芝のリアルさを求める方におすすめです。やや暗めの薄緑色のパイルは、夏色の人工芝に比べると華やかさは劣りますが、その分自然で天然芝に近い風合いを再現してくれます。
人工芝をインテリアの一環として取り入れる場合は夏色が適していますが、天然芝の代わりに人工芝を敷く場合は春色を選ぶのがおすすめです。
当店で取り扱っている人工芝では、春色を「フレッシュグリーン」、夏色を「ラッシュグリーン」として展開しています。名前の通り、春のような若く爽やかな雰囲気と、夏ならではの鮮やかで青々とした色合いがそれぞれ魅力的なカラーリングとなっています。
夏色・春色を選べる!おすすめの人工芝9選
最後に、おすすめの人工芝を5つご紹介します。どれも夏色と春色を選択できるので、お好みの色を画像でじっくりとご確認ください。
リアル人工芝 全面透水 防草タイプ 芝丈35mm 2×10m【商品番号:qh045c】

こちらは、芝丈35mmのふかふかとしたリアル人工芝で、まるで天然芝のようなナチュラルな風合いを楽しめるアイテムです。芝の密度が高く、パイルの柔らかな肌触りが魅力。思わず素足で歩きたくなるような心地よさを実現しています。
防草シート一体型で、雑草の発生を抑えられるのもポイント。さらに、裏面全体に透水穴が設けられているため水はけも抜群で、雨が降った後でもすぐに乾き、快適に使用できます。
リアル人工芝 超高密度+静電気防止 極細タイプ 芝丈35mm 2×10m【商品番号:qh027-s】

こちらは先ほどの商品の芝本数を増やし、さらに静電気を防ぐ繊維を織り込んだものです。よりクッション性を高めたい方や、ベランダ等に敷いて一年中使うことを考えている方などにおすすめの商品です。芝の密度が高くなっていますが、裏面に水抜き穴が付いているため水はけも保証されており、幅広いシーンで使える人工芝です。
リアル人工芝 高耐久タイプ 芝丈35mm 1×10m(自然な見た目を追求・U字ピン付属)【商品番号:qh002-set】

ガーデニングが趣味の方から高い支持を得てきた人工芝です。簡単に設置できる上に日光や雨に強くなる工夫がされていますので、初めて人工芝を敷く方にもおすすめです。
パイルが長く、柔らかい触り心地の芝が高密度で並べられていて、その肌触りはつい上を歩きたくなってしまうほど魅力的です。
リアル人工芝 超高密度ハイグレード 高耐久タイプ・質感追求 芝丈20mm 2×10m 防草シート付【商品番号:qh023c-wps】

こちらは、芝丈20mmの人工芝ながら、超高密度で敷き詰められた繊維が特徴のハイグレードタイプ。まるで本物の芝生のような見た目と質感を追求しており、見た目の自然さと足触りの良さを両立させた一枚です。
摩耗や日差しにも強い高耐久仕様で、長期間の使用にも安心。さらに、防草シート付きで、雑草の侵入を防ぎ、手間なく美しい景観をキープできます。
リアル人工芝 極細タイプ 芝丈35mm 2×5m【商品番号:qh003-set】

楽天市場の年間ランキングで1位を獲得したこともある人気の人工芝です。細めにカットされた芝が高密度で敷き詰められており、まるで天然芝のような見た目だと評価を受けています。
色合いもとても自然で、4色の芝を配合することで春の若々しい色と夏のフレッシュな緑をそれぞれ再現しています。
リアル人工芝 ロングパイル 長めでふかふかの質感 芝丈40mm 2×10m【商品番号:qh040】

こちらの商品は、極細かつ40mmというロング丈の極上質感の人工芝です。ここまでふかふかとした贅沢な質感は、天然芝では味わえません。人工芝ならではの贅沢な質感を体験してみたい方は、ぜひ極細かつロング丈のこちらの人工芝をご検討ください。
また、この商品の重量は約36kgあるので、2人以上での設置が好ましいでしょう。
リアル人工芝 超高密度+静電気防止 極細タイプ 芝丈20mm 1×10m 防草シート付【商品番号:qh024-wps】

こちらの人工芝は、静電気防止機能付きの芝丈20mmタイプです。人工芝には静電気が起きやすいというデメリットがありますが、この人工芝には静電気の発生を抑制する繊維が織り込まれており、特に冬場などに起こりやすい静電気を防ぐ効果があります。
質感と機能性ともに優れている超高密度+静電気防止タイプは、人工芝にこだわりたい方にぜひおすすめしたい一品です。
リアル人工芝 超高密度 極細タイプ 芝丈20mm 2×10m 防草シート付【商品番号:qh023-wps】

こちらの人工芝は、芝丈20mmの極細タイプで、従来の人工芝とは一線を画す高密度な仕上がり。細かい繊維が密に並ぶことで、見た目の美しさと質感がさらに自然になり、まるで本物の芝生のような風合いを楽しむことができます。
耐久性にも優れており、日光や雨に強く、長期間美しさを保ちます。さらに、防草シートが付いているので、雑草の心配もなく、手間をかけずに清潔で美しい外観を維持できます。
リアル人工芝 高耐久タイプ 芝丈20mm 2×10m(自然な見た目を追求・U字ピン付属)【商品番号:qh011c】

こちらのリアル人工芝は、芝丈20mmの高耐久タイプで、自然な見た目を追求した仕上がりです。極細の繊維が密に配置されており、本物の芝生のようなリアルな風合いを楽しめます。見た目の美しさはもちろん、耐久性にも優れ、長期間使用しても劣化しにくいのが特徴です。
さらに、U字ピンが付属しているため、簡単に設置が可能。ガーデンやバルコニー、テラスなど、さまざまな屋外スペースで使いやすい仕様です。雨や日光にも強く、季節を問わず美しい緑を楽しむことができます。
人工芝に関するよくある質問
美しい緑を一年中楽しめる人工芝は、近年ますます人気が高まっています。 天然芝と比べてお手入れが楽なイメージがありますが、実際にはどのような点に注意すれば良いのでしょうか? このページでは、人工芝に関するよくある質問にお答えします。
人工芝は夏場はどうしたらいいですか?
夏場の強い日差しは、人工芝にとっても負担になります。高温に長時間さらされると、表面温度が上昇し、変形や色あせの原因になることもあります。対策として以下の方法が効果的です。
・朝晩の水撒きで温度上昇を抑制する
・日よけネットの設置する
・定期的なブラッシングで芝生を起こし、通気性を確保する
・雑草防止シートの使用で地中からの熱上昇を軽減する
また、人工芝は高温にさらされると熱くなるため、お子さんやペットがいる家庭では特に注意が必要です。
日中の炎天下では裸足ではなく、サンダルや靴を履いて歩くようにすると良いでしょう。
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人工芝の寿命は何年くらいですか?
人工芝の寿命は、使用する材料の品質や設置場所、使用頻度、メンテナンス方法などによって異なりますが、一般的には7年~8年程度と言われています。高品質な人工芝を選び、適切なメンテナンスを行うことで、より長く美しい状態を楽しむことができます。
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人工芝のデメリットはゴキブリですか?
人工芝のデメリットとしてしばしば挙げられるのが、ゴキブリの発生リスクです。しかし、実際には人工芝自体がゴキブリを引き寄せるわけではありません。
ゴキブリは食物や湿気を求めて生息地を選びます。人工芝の下にゴミや食べ物のカス、湿気が溜まると、それがゴキブリの住みやすい環境を作ってしまうことがあります。
このリスクを最小限にするために、対策として以下の方法が効果的です。
・定期的な清掃で落ち葉や食べカスを除去する
・排水性を確保し、水たまりを作らない
・芝生の隙間や端部をメンテナンスする
適切な管理を行えば、ゴキブリの発生リスクは天然芝と変わりません。むしろ、人工芝は清掃が容易で、害虫の住処になりにくい特徴があります。
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まとめ
お庭やベランダを鮮やかに見せてくれる人工芝には、様々な選び方があります。特に見た目の印象を大切にする方は、春色か夏色かといった観点を重視すると良いでしょう。
敷いた時の印象は、敷き方のタイプや芝丈によっても変わってきます。人工芝を選ぶ際は、実際に敷いた時にどんな風に見えるかを事前にきちんとイメージしておくのが大切です。