肌寒くなると活躍し始めるのがブランケットです。特に冬場には大判の暖かいブランケットが手放せない方も居るでしょう。
ブランケットは、足元や肩まわりを温めたり、寝る時にサッと掛けたりとさまざまな使い方ができるので便利です。しかし、肌触りやサイズ、素材、機能性などが豊富に展開されているので、どんなブランケットを選んだらいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、ブランケットの選び方やおすすめのブランケットをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ブランケットとは?毛布との違いと特徴
結論から言うと、ブランケットと毛布は本来同じものを指しています。日本ではブランケットの「ケット」は「毛布」と表記されることも少なくありません。
ただ、日本でブランケットとして販売されているものは、毛布より薄手で、就寝時以外にも使えるものがほとんどです。そのため、就寝時に使うものを毛布、ソファなどでくつろぐ時の膝掛けなどに使うものをブランケットといった風に呼び分けている方もいます。一般的には、寝具としては薄手ですが、その分さっと羽織れるものがブランケットであると考えてよいでしょう。
また、「ブランケット=小さなサイズの掛けもの」と考えている方もいますが、ブランケットの中には大判サイズのものもあるため、サイズは関係ありません。少し肌寒い時に、大判のブランケットを掛けて就寝するといった使い方もできるので参考にしてみてください。
ひざ掛けとの違い
ブランケットもひざ掛けも、似たような意味で使われることが多いかもしれませんが、こちらもあまり違いがなく、はっきりとした定義もありません。しかし、一般的にはブランケットの中でも小さめのサイズのものをひざ掛けと呼ぶ場合が多いです。生地の厚みや素材などで呼び分けることはないので、好きな名称で呼んでも問題ないでしょう。
また、ひざ掛けとは言われていますが、肩やお腹に掛けるといった使い方もおすすめです。運転中や仕事中、くつろぎタイムなどさまざまなシーンで活用してみてください。
暖かさを重視したブランケットの選び方
少し肌寒い秋だけでなく、寒さが増す冬にも使えるブランケットを探している方には、暖かさを重視してブランケットを選ぶのがおすすめです。暖かい空気を逃がさず、保温してくれるブランケットが1枚あると安心して過ごせるでしょう。
また、使う場所や目的に合ったサイズを選ぶことも大切です。ここでは、暖かいブランケットの選び方で重要なサイズと素材についてご紹介します。
用途に合わせてサイズを選ぶ
ブランケットを購入する目安の1つがサイズ感です。用途に合ったサイズを選ぶと十分に暖かさを感じられるはずです。
ブランケットのサイズもさまざまですが、選ばれやすいのは「100×70cm」「100×140cm」「100×160cm」「200×140cm」の4種類となっています。
70×100cm|ひざ掛けにちょうどいい
「70×100cm」はクォーターサイズと呼ばれています。赤ちゃんや幼児に掛けるのに使われることもありますが、大人でもひざ掛けに使える大きさです。
畳むとコンパクトになるため、持ち運びしやすくさっと掛けやすいのが魅力となっています。
100×140cm|オフィスの防寒対策に
「100×140cm」はハーフサイズと呼ばれる大きさです。大人がお腹に掛けて寝たり、肩から背中をすっぽりと覆うように掛けてくつろいだりするのに使えます。
ただし、ハーフサイズは畳んでもそこまでコンパクトにはまとまらないため、持ち運びには不向きです。自宅やオフィスなどに常備しておき、肌寒い時に使うのがよいでしょう。
100×160cm|全身すっぽり暖かい
「100×160cm」は、ハーフサイズよりもやや大きい大判サイズです。ハーフサイズと同様に持ち運びには不向きですが、下半身や上半身をすっぽりと覆うことができるので寒い時に活躍します。
ヒーターやエアコンなどの暖房と組み合わせて使うと、暖房費の節約にもつながるでしょう。
200×140cm|季節問わず寝具として使える
「200cm×140cm」はシングルサイズです。毛布を使うほどではないけど肌寒さを感じる日に、毛布として使うこともできるのがポイントです。
また、寒さが増す時期でも、毛布や掛け布団と組み合わせて掛ければ保温性が高まってとても暖かく感じられます。季節問わず寝具として使えるので、1枚持っておくと安心です。
保温性の高い素材を選ぶ
ブランケット選びではサイズ以外にも素材を重視したいところです。サイズがちょうどよくても、素材の保温性が低ければ暖かく過ごせなくなってしまいます。
ブランケットによく使われる素材は、アクリル、ポリエステル、マイクロファイバー、ウール、コットンの5つです。それぞれの特徴や保温性の高さを解説していきます。
アクリル
アクリルは合成繊維の1つで、ウールに近い素材です。肌触りがよく、保温性もあるので秋冬のブランケットにもよく使われています。
ウールよりも安価で購入できるので、低価格で保温性のあるブランケットを購入したい方におすすめです。
ポリエステル
ポリエステルも合成繊維ですが、他の素材に比べて軽くて耐久性が高いという特徴があります。柔らかい素材なので触り心地もよいものが多いです。また、価格も安く購入しやすいのも嬉しいポイントです。
しかし、放湿性が低いため、汗をかくと蒸れやすいというデメリットもあります。就寝時に使うより、起きている時に使うのがよいでしょう。
マイクロファイバー
マイクロファイバーはポリエステルやナイロンを使った素材です。繊維そのものが発熱してくれるので、体が冷えている時にサッと羽織っても暖かく感じられます。
表面がふわふわしていて触り心地がよく、冬に人気の素材です。
ウール
ウールは保温性も吸湿性もあるため、蒸れを防ぎながら暖かさを保つのに役立ちます。外気を通しにくいという特長もあり、まさに冬のブランケットにぴったりの素材と言えるでしょう。
しかし、使っているうちに毛玉になってしまう素材なので、洗濯やお手入れが難しいというデメリットもあります。特に洗濯の際は、生地が縮んでしまうので型崩れが気になる方には不向きです。
コットン
コットンは刺激性がなく通気性が高いため、肌に優しい素材とされています。さらっとした触り心地や持ち運びに便利な軽さも特長で、肌に触れやすいブランケットの素材にぴったりです。
ただし、コットンは保温性が低く、暖かさを重視する方には向いていません。暖かくなってきた春先などにおすすめです。
秋冬のブランケットにはどの素材がおすすめ?
5つの素材はどれもブランケットに向いているものですが、手軽に使いたいのであれば合成繊維であるアクリル、ポリエステル、マイクロファイバーのものがおすすめです。これらは肌触りや保温性、機能性に優れていて、比較的安価で購入できるのが魅力となっています。
また、合成繊維のブランケットには洗濯機で丸洗い可能な商品も多く、お手入れも簡単な傾向にあります。ブランケット選びに迷ったら、まずはこれらの素材が使われているブランケットに絞って探してみるといいでしょう。
暖かいブランケットおすすめ8選
暖かいブランケットを選ぶには素材やサイズ感がとても大切です。
ここからは、暖かさに特化したおすすめのブランケットを8つご紹介します。どのブランケットもシンプルなデザインなので、どんなシーンやインテリアにも合うのがポイントです。
ブランケット マイクロファイバー【商品番号:zmf01】
こちらは軽くて耐久性があるポリエステルを使用したマイクロファイバーブランケットです。しっとりとした質感と柔らかな触り心地をしています。
上質なフランネルマイクロファイバーを採用することで繊維密度が高まり、温もりを外に逃がしません。丸洗い可能な上に抗菌防臭加工が施されているため、毎日使っていても清潔を保てるのが嬉しいポイントです。
ニットブランケット タッセル付き【商品番号:zmf06】
こちらはアクリルでできた大判のニットブランケットです。大判サイズですが軽やかな厚みに仕上げられており、大きなタッセルが四隅に付いているのでソファカバーやラグとして使ってもおしゃれに見せられます。
目の詰まったマクラメ調のニットが外気を通さず、温もりを逃がさないので暖かさが持続します。触り心地はウールのようにふんわりとしていて、体を優しく包み込んでくれます。
ブランケット ダブルフェイス フランネル&ボア生地【商品番号:zmf03】
こちらのブランケットは、フランネル素材とボア生地を採用したリバーシブルタイプです。どちらの面を上にしても使えるため、その時の気分で触り心地が選べます。
温もりを逃がさない2枚構造になっているだけでなく、間には保温性を高めるために空気の層をプラスしています。薄手なのにしっかり温めてくれるので、ブランケットとしても毛布としても活躍します。
ブランケット モイストタッチ 吸湿発熱マイクロファイバー【商品番号:zmf04】
こちらはマイクロファイバーを採用したブランケットで、生地全体に水分を含ませることで潤いのある触り心地を実現しています。また、ブランケットを使用中に汗をかいて蒸れてしまっても、生地が吸湿してくれるので肌がべたつきません。
マイクロファイバーとポリエステル中綿、レーヨンなどを組み合わせた3層構造になっているので、ウールよりも暖かさが持続するのもポイントです。
ブランケット メルティータッチ マイクロファイバー【商品番号:zmf05】
こちらのブランケットは、メルティータッチという名前にふさわしく、触り心地がとにかく良いのが特徴です。リバーシブルタイプで、片面がフリース素材、もう片面がパフ生地になっています。どちらも温もりが感じられる素材なので、気分によって触り心地を選ぶのがおすすめです。
マイクロパフ、中空ポリエステル綿、羽毛調マイクロ綿、マイクロフリース生地を採用した3層構造になっていて、体の熱を外に逃がさず保温してくれます。
4層ブランケット【商品番号:zmf02-s】
こちらは軽くて丈夫なポリエステルを採用したマイクロファイバーブランケットです。寝具としては薄手ですが、実は4層構造になっていて厚手の毛布に負けないくらい保温性に優れています。
しっとりとした質感と見た目、柔らかくもっちりとした触り心地はもちろん、吸湿発熱機能も嬉しいポイントです。抗菌防臭加工が施されているため、肌寒い日はもちろん、寒暖差の激しい季節にもぴったりのブランケットとなっています。
加重ブランケット マイクロファイバー【商品番号:xgmf01-s】
こちらのブランケットは加重、つまり重さが特長になっています。テレビや本を楽しみながら掛けるブランケットは軽量タイプが好みでも、就寝時はある程度の重みが欲しいという方におすすめです。重さはなんとシングルサイズで5.2kgもあり、体にしっかり密着して包み込んでくれる感覚が得られます。
肌に触れる部分はマイクロファイバー、中の構造にはポリエステル中綿、ガラスビーズを採用しており、柔らかな触り心地と優れた保温性も魅力です。
ブランケット フリンジ付き マイクロファイバー【商品番号:zmf07】
こちらのブランケットは両端に大きなツイストフリンジが付いているタイプです。インテリアのアクセントにもなるので、ソファやベッドに掛けているだけでおしゃれ度がアップします。
生地はフランネルマイクロファイバーを採用し、高い繊維密度による優れた保温性を実感できます。職人が1枚1枚丁寧に仕上げた肌触りは、ずっと触っていたくなるほど心地よく魅力的です。
まとめ
今回は、ブランケットとはどのようなアイテムなのか、暖かいブランケットはどのように選べば良いのかを詳しくご紹介しました。
ブランケット選びに迷ったら、サイズや素材に注目して選ぶようにしましょう。秋冬に活躍する保温性が高く扱いやすいブランケットの素材はとしては、アクリルやポリエステル、マイクロファイバーといった合成繊維がおすすめです。
ブランケットがあれば急な気温の変化にも対応できて便利です。ぜひとっておきの1枚を探してみてくださいね。