円形ダイニングテーブルの使い勝手は?選び方やメリット・デメリットをご紹介

暮らしの知識

円形ダイニングテーブルは個性的でおしゃれなデザインが多く魅力的ですが、実際の使い勝手が気になるという方も多いのではないでしょうか? 

よく見る長方形や正方形など、角のあるタイプのダイニングテーブルとは使い勝手が異なるので、どのようなメリット・デメリットがあるかを事前に知っておくとよりお部屋や使用用途に合ったダイニングテーブルを選ぶことができます。 

では、円形ダイニングテーブルにはどのようなメリットがあるのか、デメリットや選び方とともにご紹介します。 

円形ダイニングテーブルのメリット

円形のダイニングテーブルには、四角形にはないさまざまなメリットがあります。どのようなメリットがあるのか、円形ダイニングテーブルの魅力を解説します。 

温かみのある柔らかい空間になる

角張った直線的なデザインはクールな印象がある一方で、円形のダイニングテーブルは角がない分、柔らかい印象になり温かい空間を演出できます。柔らかく優しい空間は、リラックスタイムを過ごす場所としてぴったりです。 

特にナチュラルテイストやフェミニン、北欧など、明るい印象のインテリアに合わせやすく、おしゃれな部屋作りができます。 

使用人数の調整がしやすい

正方形のダイニングテーブルは各辺に1人ずつ座るのが普通で、長方形も横幅によって使える人数が決まっていますが、円形の場合は使用人数の制限がありません。もちろん、多人数になるほど相応の大きさが必要になりますが、例えば3人や5人などの奇数でも、1本脚タイプなら等間隔に座ることができます。 

同様に、楕円形のダイニングテーブルも四角形より使用人数の調整がしやすいので、円系ダイニングテーブルは来客が多い人におすすめです。 

コミュニケーションが取りやすい

円形のダイニングテーブルは、話し相手の顔をどこからでも見ることができるので、コミュニケーションが取りやすいです。 

例えば、長方形のテーブルに4人で座った場合、横に座っている人と視線を交わしにくくなるため、どうしても目の前の2人ばかりに話しかけてしまいがちです。しかし円形のダイニングテーブルならば、同席している全員と視線を交わしやすく、多人数でのコミュニケーションも比較的取りやすい点が大きなメリットとなっています。 

左右に空間があるから座りやすい

円形のダイニングテーブルは、左右に空間の余裕ができます。さらに隣同士が近すぎず、限られた空間でも座りやすいのもメリットです。どこからでも座りやすいので、ちょっとした空間でも使いやすいでしょう。 

角がないから小さいお子さまがいても安心

ダイニングテーブルは、お子さまが立ったときの頭の位置と同じくらいの高さに天板があります。そのため、角に頭をぶつけて怪我をしてしまうことがあるかもしれません。 

円形のダイニングテーブルは角がないため、万が一頭をぶつけてしまっても、怪我をするリスクは少ないです。コーナークッションも必要なく、小さなお子さまがいる家庭でも安心して使えます。 

円形ダイニングテーブルのデメリット

円形ダイニングテーブルにはさまざまなメリットがある一方で、デメリットもいくつかあります。どんなデメリットがあるのか、解決策とともに解説します。 

壁付けでの設置ができない

円形ダイニングテーブルはまっすぐになっている部分がないため、壁付けでの設置ができません。無理に壁付けしてしまうと、デッドスペースが大きくなり、かえって扱いづらくなってしまいます。そのため、レイアウトの自由度では円形ダイニングテーブルは、四角形よりも劣ると言えるでしょう。 

ただし、壁付設置はできませんが、壁から少し離した位置ならば、デッドスペースを最小限に抑えて設置できます。できるだけ端に設置したい場合は、壁から少し離した位置に設置するとよいでしょう。 

長方形と比較するとデザインが少ない

ダイニングテーブルの主流は長方形のため、長方形のダイニングテーブルがもっともデザインのバリエーションが多く探しやすいです。ところが、円形のダイニングテーブルは、長方形と比較するとバリエーションが少なく、なかなか理想的なデザインを見つけられないかもしれません。 

しかし、円形ダイニングテーブルには、長方形にはない個性的でおしゃれなデザインのものがたくさんあります。唯一無二のデザインを探すなら、ぜひ円形のダイニングテーブルから探してみてください。 

1人分のスペースが狭く感じやすい

四角形のダイニングテーブルの場合、角までしっかり使うことができます。一方、円形の場合はデッドスペースができやすいため、狭く感じてしまいがちです。1人分のスペースを区切るのも難しいため、利便性は四角形に劣る部分があります。 

食卓として複数人で使用する場合は、ランチョンマットを使うなどして1人分のスペースを明確にすることで窮屈感を軽減できます。また、ダイニングテーブルの周りに物を置かないようにすることで、空間が開放的になり狭さも感じにくくなるでしょう。 

設置には広いスペースが必要

レイアウト次第では、円形のダイニングテーブルは四角形のダイニングテーブルよりも広い設置スペースが必要になります。 

例えば、多人数で囲むダイニングテーブルとしてレイアウトする場合、1人分ずつ左右にゆとりができるようなレイアウトで設置しなければなりません。四角形ならば左右どちらかに余裕があればいいので、円形の方が必要なスペースが多くなりやすいです。 

ただし、四角形よりもやや広めのスペースがあれば問題ないため、ダイニングがあまりに狭い場合を除いて、特に気になるほどのデメリットではないでしょう。 

4本足タイプは座りにくいと感じることも

円形のダイニングテーブルには、1本脚タイプと4本脚タイプがありますが、4本脚タイプは等間隔に4本の脚があるので自由に椅子を置くことができず、座りにくいと感じることもあります。 

その分、4本脚タイプは安定感があるのがメリットとなります。多く椅子を並べて座りたい場合は、1本脚タイプの円形ダイニングテーブルを選びましょう。 

後悔しない!円形ダイニングテーブルの選び方

円形ダイニングテーブルは主流の四角形とは使い勝手が異なるため、人によっては購入後に失敗してしまったと後悔することもあります。失敗しないためにも、事前に選び方のコツを知っておきましょう。

ここからは、後悔しないための円形ダイニングテーブルの選び方について解説します。  

座る人数に合わせてサイズを選ぶ

四角形の場合は横幅で座れる人数を把握しやすいですが、円形の場合は境界が曖昧なので把握しにくいです。買ってから「思っていたよりも小さかった…」ということもあるでしょう。そんな円形ダイニングテーブルのサイズの決め方は、ランチョンマットの大きさを考慮すると参考にしやすいです。 

1人で食事をする場合、だいたい縦40×横60cmのスペースがあれば、メイン・主食・副菜・飲み物までしっかり配置できます。このスペースを基準にすると、1人で食事をする場合は、直径70cmほどあれば充分なスペースを確保できます。2~3人で食事する場合は、縦幅が必要になるため90cm程度、3~4人なら100cm、4~5人なら130cmほどあれば充分でしょう。 

実際に、人数分のランチョンマットを円形に並べてみると、どのくらいのサイズが合うか把握しやすいです。ぜひ参考にして、理想的なサイズの円形ダイニングテーブルを探してみてください。 

設置に必要なスペースを確認する

円形ダイニングテーブルは壁付ができないうえに、四角形よりもスペースが必要になる場合があります。 

円形ダイニングテーブルの設置に必要なスペースは、天板の端から60cm程度です。60cmは立ったり座ったりする際、窮屈に感じないくらいのスペースなので、最低でも60cmは確保しておきましょう。それより狭いと座りにくさを感じてしまいます。 

ダイニングテーブルのサイズが大きければ大きいほど必要なスペースも広くなるので、購入前に必ず設置に必要なスペースがあるかを確認してください。 

人数に合わせて脚のタイプを選ぶ

円形ダイニングテーブルには4本脚と1本脚の2種類あります。 

1~2人、もしくは4人で使用する際はどちらのタイプを選んでも問題ありません。しかし、使用人数が奇数の場合や4人よりも多い場合は、脚が邪魔になってしまう可能性があるため、1本脚タイプを選んだほうが失敗しにくいです。 

使い方に合わせて機能を選ぶ

円形ダイニングテーブルには、収納が付いていたり、天板が拡張できたりするタイプの商品もあります。どんな使い方をしたいかで、機能を選ぶとより理想に近いダイニングテーブルを選べるでしょう。 

おしゃれで使い勝手がいい円形ダイニングテーブル6選

ここからは、当店がおすすめするおしゃれで使い勝手がいい円形ダイニングテーブルを6つご紹介します。 

生活になじみやすく、どんなインテリアにも合わせやすいデザインが多いので、きっとお気に入りが見つかるでしょう。ぜひ、円形ダイニングテーブル選びの参考にチェックしてみてください。 

デンマーク製ダイニングテーブル【商品番号:dk57dt】

デンマーク製ダイニングテーブル【dk57dt】

こちらは、本格的な北欧デザインのデンマーク製ダイニングテーブルです。温もりある木材を使った細身の4本脚に、清潔感のある丸いホワイトカラーの天板はバランスのよいデザインになっています。ナチュラル系はもちろん、モダンやスタイリッシュまで、さまざまなテイストの部屋に馴染みます。 

シンプルでコンパクトなサイズ感なので、一人暮らしの部屋でも圧迫感なく置ける点も魅力です。 

ダイニングテーブル 円形タイプ【商品番号:ynd-009-t】

ダイニングテーブル 円形タイプ【ynd-009-t】

木目が綺麗に組み合わさった柔らかい印象のダイニングテーブルです。省スペース設計でお部屋をすっきり見せられるので、一人暮らしはもちろん、二人暮らしや家族団らんまで幅広い生活スタイルで活用できます。 

天板を支える4本の脚は細身ですっきりしているので、机の下で足を組んでも十分なスペースがあってゆったりくつろぐことができるでしょう。 

天然ラバーウッド製 ラウンドダイニングテーブル【商品番号:detb01】

天然ラバーウッド製 ラウンドダイニングテーブル【detb01】

ラバーウッド無垢材の優しい風合いで、色味の濃淡が美しい質感を生み出した、木目の温もりを感じるダイニングテーブルです。こちらのダイニングテーブルには天然木を使っているので、全く同じ節目や繋ぎ目はありません。そのため、世界にひとつだけ、唯一無二の風合い豊かな木目を楽しめます。 

省スペース設計ですっきりしていますが、天板はコンパクトながら広々と使いやすい大きさなので、一人暮らしはもちろん、二人暮らしや来客時の対応などにも活用できます。 

伸長式ダイニングテーブル 幅120cm【商品番号:ynd-008-t】

伸長式ダイニングテーブル 幅120cm【ynd-008-t】

こちらは楕円形の伸長式ダイニングテーブルです。どんなお部屋にも起きやすいサイズ感ですが、必要に応じて天板を広げることで、コンパクトからワイドまで幅広い用途で使うことができます。 

省スペース設計ですが、4人掛けサイズとして使用可能です。さらに天板を広げれば、6人まで対応できるので、家族が多い家庭や来客が多い人におすすめのダイニングテーブルです。 

デンマーク製ダイニングテーブル【商品番号:dk59dt】

デンマーク製ダイニングテーブル【dk59dt】

スタイリッシュでありながら、丸みを帯びたフォルムが柔らかい印象を醸し出すダイニングテーブルです。温もりを感じるオーク材の脚にホワイトの天板を合わせているので、どんなテイストのお部屋にもなじみやすく使いやすいデザインになっています。 

デンマークで人気のインテリアメーカーによるプロダクトデザインなので、本物の北欧インテリアを取り入れたい人におすすめです。 

幅80cm ラバーウッド製 ガラスダイニングテーブル【商品番号:ivt01】

幅80cm ラバーウッド製 ガラスダイニングテーブル【ivt01】

温かな木目のラバーウッドと、清潔感のある爽やかな印象の透明ガラス天板を組み合わせがおしゃれなダイニングテーブルです。穏やかな印象を与える曲線のシルエットが、部屋全体をパッと明るい空間へと演出してくれます。 

天板の下にはディスプレイが楽しめる収納棚付きなので、お気に入りを飾って自分好みのインテリアを楽しむことができます。 

まとめ

円形ダイニングテーブルには四角形にはない魅力がたくさんあります。もちろん、デメリットもいくつかありますが、やはり丸みのある優しいデザインは、デメリットをも感じさせないほど魅力的に感じる人も多いのではないでしょうか。何よりも、円形ダイニングテーブルにはおしゃれなデザインが多く、サイズのバリエーションも豊富です。 

一人暮らしから一家団らんまで、さまざまな生活シーンに合わせて使えるので、新しいインテリアに挑戦してみたい人はぜひ、円形ダイニングテーブルをチェックしてみてください。 

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