大掃除は計画的に。失敗しない掃除の順序と家具のお手入れ方法についてご紹介!

大掃除は計画的に。失敗しない掃除の順序と家具のお手入れ方法についてご紹介! 暮らしの知識

クリスマスや忘年会シーズンを迎えて忙しくなる年末ですが、忘れてはいけないのが大掃除!失敗しないためには、効率的な順序決めを意識して取り掛かることがポイントです。
こまめに掃除をしていらっしゃる方も、頻繁には行わないような箇所も手を入れるので、気合が入りますよね。
快適空間を維持する為にも大切な大掃除。
大切な家具達にも『ありがとう』や『これからもよろしくね』と、気持ちをちょっぴり込めながら大掃除に励みましょう!

大掃除は大切な年間行事!

お掃除の元をたどると『煤払い』という年間行事だという事をご存知でしたか?
新年の安泰と五穀豊穣を祈って、年神様をお迎えする為に、家中の煤を払って清めたのが始まりです。江戸時代以降、神棚や仏壇の掃除に始まり、家の内外も掃いて清める大晦日の大掃除が定着しました。
現在では、水を使ったり窓を開放したりする気持ちの良さもあって、冬に加えて夏も大掃除をするお家が増えていますね。
また、家族一丸となって取り組むイベントとして、コミュニケーションをとりながら楽しく行うことで家庭の円満につながります。

大掃除の準備をしよう!

ゴミの日を把握しておく


忘れがちなのがゴミの日の把握。
特殊なゴミや資源ごみのように、週に2回しか回収のないものは回収日を早めに把握しておきましょう。せっかく大掃除を終えても、家の中に行く当てのない大量のゴミが残ったまま年を越すのはなんだか残念ですね。
クローゼットの中の必要でなくなった衣類や小物なども12月の中頃までには整理整頓を済ませて、処分しておくことをお勧めします。

必要な掃除用具を揃えておく

掃除をするにも、掃除用具がないと始まりません。
クリーナーや洗剤、ゴミ袋、コロコロの替え芯など、不足しているものはありませんか?
また、掃除機が壊れていたり、吸引力が著しく低下していませんか?

掃除中に買い出しに行くことが無いよう、あらかじめチェックして揃えておきましょう。

モダンデコのスティック型掃除機は、ハンディ型にもなって細かい隙間も大活躍!
コードレスタイプなので大掃除もはかどります♪

モダンデコ ‐ サイクロン掃除機『Floova』

当日の日程を組んでおく

予定も組まず、なんとなく大掃除を進めていると、あっという間に午前が終わって、お昼の休憩をしていたらいつの間にか夕方になっていた!なんて経験ありませんか?
日が落ちると一気に冷え込みますし、遅くまでドタバタしていると近所迷惑になってしまうことも。その日に掃除する箇所と順序の予定をしっかり組んで進めるようにしましょう。

▼大掃除日程の一例
  1. まずはベランダをササッと掃き掃除。
  2. 洗濯物は日光をしっかり浴びせる為に午前中早めに済ませて、布団も一緒に干しておく。
  3. 掃除の邪魔にならないよう、テーブルやシェルフの上を片づける。
  4. はたき等で、カーテンレールや照明、壁掛け時計などの上のホコリを落とす。
  5. エアコンのフィルター掃除も忘れずに!
  6. 部屋中を一気に掃除機がけする。
  7. テーブルやソファーなどの大型家具を拭き掃除。
  8. ~お昼のいっぷく小休止~
  9. 窓ふきは、明るく気温が一番高くなる日中に。
  10. 午後からはお風呂やトイレ、キッチンなどの水回りの掃除を開始。
  11. ガスコンロ周りや電子レンジの中もけっこう汚れてた!
  12. 布団と洗濯物を取り込んだら、冷蔵庫の中も整理。
  13. 最後に掃除中に出たゴミをまとめてフィニッシュ!

勿論、お家の広さによっても掃除にかかる時間は様々ですし、詰め込みすぎかな?と思ったら2日に分けてもOK。また、家族で分担するなどの工夫をしましょう。
フローリングにワックスをかける場合は、仕上げのワックスをかけた後に外出するようなスケジュールを立てておくのもいいですね。

実際にお掃除を開始!

掃除する順番

お掃除の手順として、リビングや各部屋を始めて、水回りは最後に掃除します。
また、『上から下』、『奥から手前』も基本の一つ。
掃除機をかけた後に照明上のホコリを落としたのでは二度手間になってしまいますから、順序は守っておいた方がベターです。

家具のお手入れ方法

カーテンのお手入れ

洗うのは洗濯機任せで気が楽ではありますが、必然的に”乾燥させる”という工程が必要になってくるので、大掃除の際は早めに着手しておきたいところ。
洗う際は、その日の天気をチェックすることも忘れずに!

<お手入れポイント>
  • まずはレースカーテンから洗います。品質表示に気を付けて!
  • 厚手のカーテンはレールから外す前に、軽く掃除機をかけておきましょう。
  • カーテンは意外と汚れています!場合によっては漬け置きや2度洗いをしましょう。
  • 手洗いの場合、モミ洗いはシワの原因になるので、押し洗いを心がけましょう。
  • 乾燥機にかけると縮んでしまう可能性大!水が滴らない程度に脱水をして自然乾燥をさせましょう。

カーペットのお手入れ

普段は掃除機をかけるだけのカーペットも、大掃除となると洗ってしまいたくなりますよね。掃除機だけでは取り切れないホコリや皮脂も落としてあげましょう。

<お手入れポイント>
  • まずは方式でホコリや小さなごみを取り除きます。
  • ブラシなどでゴミを掻き出してから掃除機をかけると効果的!
  • 更に粘着ロールのコロコロをかければ◎
  • ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、固く絞った雑巾で毛並みに沿って拭き掃除をします。
  • 円を描くように拭くと、汚れが分散してしまうので要注意!
  • 最後に水・またはお湯で固く絞った雑巾で洗剤をしっかりふき取り、乾拭きしてよく乾かします。

洗濯もできる!モダンデコのお手入れ簡単ラグマット

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照明器具のお手入れ

部屋を明るく照らしてくれる照明ですが、1年間掃除しないでいると明るさが20%も低下すると言われています。

<お手入れポイント>
  • 照明器具は、必ず電気を消した後に時間を置いて、十分に熱を冷ましてから取り掛かりましょう。
  • 電球や蛍光灯はソケットや金口を濡らさないよう注意しながら、固く絞った雑巾で汚れをふき取ります。
  • 十分に乾いたのを確認してから、本体に取り付けます。
  • プラスチックの傘は・・・石鹸水を含んだスポンジでこすり洗いをします。乾かす時は乾いた布で拭くと静電気を生じやすいので、自然乾燥がおすすめです。
  • 布、木、和紙の傘は・・・はたき等でホコリを払った後、乾拭きをします。和紙は特にデリケートな素材ですので、優しくそっと扱います。
  • ガラスの傘は・・・中性洗剤を含ませたスポンジでこすり洗いをし、良く乾かします。細かな傷がついては台無しなので、クレンザー系の使用は控えましょう。

木製家具のお手入れ

湿気や水分が大敵の木製家具にとって、基本は乾拭きでこまめに拭いてあげるのが最善です。
ただ、どうしても手垢やホコリで汚れてしまいますので、大掃除を機に念入りなお手入れをしておげましょう。

<お手入れポイント>
  1. まずは水拭きをした後に乾拭き。
  2. それでも汚れが落ちない場合は、中性洗剤を薄めたぬるま湯に柔らかい布を浸し、固く絞ってから拭いてみましょう。
  3. その後、水拭きで洗剤をふき取った後に、必ず最後は乾拭きで水気をしっかりふき取ります。
※木製家具お手入れの注意点!
  • 霧や白木、無塗装の家具には洗剤は使わないようにしましょう!
  • エタノールは手垢汚れやカビ対策にも有効ですが、使う際は素材との相性もありますので、必ず目立たないところで試してから全体に使用していきましょう。直接散布するのはNGです。
  • 艶消し塗装のしてある家具にワックスをかけるとムラが出てしまう可能性もありますので気を付けてください。

ソファのお手入れ

毎日座るソファは、汚れやホコリがたまりやすいスペースの一つ。こまめに掃除機をかけるなどのお手入れは大切です。大掃除の際はカバーの素材によって適切なお手入れをしてあげましょう。


<布張りソファ>
掃除機でホコリを吸い取った後、中性洗剤を薄めたぬるま湯を柔らかい布に含ませ、固く絞ってから、毛並に沿って拭いていきます。
その後、水拭きで洗剤をしっかりと拭き取り、乾かします。
<合成皮革>
中性洗剤を薄めたぬるま湯で汚れを落とし、しっかりと乾拭きをして乾かします。雑巾代わりに軍手を使うと、細かいところも楽に手を伸ばすことができますよ♪
<天然皮革>
必ずレザーケア専用のクリーナを使ってお手入れします。デリケートな素材ですので、直接つけず、柔らかい布などで試し拭きをしてから全体に使用しましょう。皮革専用の栄養クリームを年に1回塗っておくと、艶が長持ちします。

最後に

普段からこまめに掃除をしていれば、案外早く済ませる事も出来るのですが、なかなかそれが出来ない人もいらっしゃるかと思います。今からでも十分間に合いますので、年末の大掃除に向けて準備を進められてみてはいかがでしょうか。
せっかくの年間行事ですので、お気に入りの音楽を流しながら気分を盛り上げて、楽しみながら大掃除をするのもいいですね♪
きれいにしたお部屋で年神様をお迎えして、気持ちのいい新年を迎えられますことをこころよりお祈り申し上げます。

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