食事やティータイムなどに家族が集まるダイニングテーブル。今回は、暮らしの中でも多くの時間を過ごすダイニングテーブルの選び方と温かみを演出する方法をご紹介したいと思います。
ダイニングテーブルは、毎日家族でリラックスして過ごす空間に加え、家計簿をつけたり、パソコン机として使ったりと、ちょっとした作業を行うスペースとしての役割もあります。ダイニングテーブルを快適に使い続けるためにも、正しい選び方を押さえておきましょう。
目次
使い方を考える
まずはダイニングテーブルをどんな風に使いたいかを考えてみましょう。食事をするイメージ、ちょっとした作業をするイメージ、お客様をお迎えするイメージ、テーブルを置きたい場所に重ね合わせながら、イメージしてみてください。
使い方を明確にして、目的に合ったダイニングテーブルを選ばないと、購入した後に使い勝手が悪く、せっかくのリラックスできる空間が台無しになってしまいます。ダイニングテーブルを購入をする前には、必ず、ダイニングテーブルの使い方はイメージしておきましょう。
食事をメインで考える
家族での食事をメインで考えている方は、1人分の必要なスペースを確認をして、人数分のスペースを確保できるテーブルを選びましょう。
お部屋の間取りに合わせて、適切なサイズで選ぶことをおすすめします。
お客様を迎えることが多い
お客様を迎えることが多い方は、天板が広く、人数が増えても余裕がある大きさのテーブルを選びましょう。
サイズ・形状・素材を考える
1人分として必要なスペース
人一人が食事をするのに必要なスペースは、およそ幅60㎝、奥行き40㎝が必要と言われます。これに家族の人数をかければテーブルの大きさを把握できます。お客様を迎えることが多い場合は、来客の人数を想定して余裕をもって考えるとよいでしょう。
形状を選ぶ
形は、円形の場合、可愛らしくスタイリッシュですが、テーブル周りのスペースがかなり広く必要となってしまうので、長方形が一番使いやすいでしょう。
また、普段は少人数で使い、時には来客などで多くの人で使うことが多いなら、エクステンションやバタフライ形で、天板を広げられるテーブルもおすすめです。
素材を選ぶ
天板の素材は、リビングのドアや他のインテリアの色味と合わせることで、部屋の印象をまとめやすくなります。明るめの色味は柔らかな印象を、濃いめの色味は重厚感と温かみのある印象を演出します。同じ木材でも、塗装の方法によって雰囲気が変わりますので、部屋の広がりが感じられるような、明るめのパインやメープルから、茶色のきれいなチェリー、落ち着いた重厚な感じの、こげ茶に近いウォールナットまで、部屋のインテリアに合わせて、お好みのものを選びましょう。
ダイニングテーブル周りでひと工夫
ペンダントライトで温かみのある光を演出
明暗のコントラストを付けることによりダイニング周りを温かみのある光で照らすことができます。
ラグを組み合わせて温かみを演出
秋冬のなど足元が寒くなる時期にぴったり。見た目でも温かみを演出します。
おわりに
今回は、暮らしの中でも多くの時間を過ごすダイニングテーブルの選び方と温かみを演出する方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。ダイニングテーブルは、家族の団らんのスペースであり、リラックスできる空間にしたいものです。使い方を考えて目的に合わせたダイニングテーブルを選んでみてはいかがでしょうか。