空気の循環をしてくれるサーキューレーター。実は、エアコンだけでなく加湿器との併用時にも活躍してくれることをご存知でしょうか。
寒くなると暖房器具が欠かせませんが、気になるのが空気の乾燥です。空気が乾燥していると、肌への負担はもちろんですが、喉や鼻などにも影響します。乾燥した室内で快適に過ごすためには、加湿器を使用するのがおすすめです。
しかし、ただ加湿器を使えば良いというわけではなく、乾燥対策を徹底するには室内全体の湿度を均一に保つことが欠かせません。そこで注目したいのが「サーキュレーター」です。今回は、乾燥が気になる季節に加湿器とサーキュレーターを併用するメリットをご紹介します。
目次
乾燥がつらい時は…加湿器の効果を高めるサーキュレーターを併用しよう!
空気の乾燥を防ぐためにも、暖房器具を使用する際にはぜひ設置したいのが加湿器。なぜなら、加湿することで居住空間が快適になるだけでなく、ウイルスの活性化を抑える効果が期待できるので、体調の管理にも大きなメリットがあるからです。
しかし、加湿器の効果を最大限に得るには、室内の湿度を均一に保つ必要があります。でも加湿器だけでは部屋の場所によって湿度にムラが出てしまいます。そんなお悩みを効率よく解決してくれるのがサーキュレーターです。
サーキュレーターとは?併用して加湿器の機能アップ
サーキュレーターとは、扇風機のように羽根を回転させることで空気の循環を促す家電製品です。空気の循環を目的としているので、加湿器と併用することで湿度を隅々まで届け、効率的に室内の加湿をすることが可能です。
加湿器は部屋の湿度を調整したい時に役立ちますが、“加湿器から離れると空気が乾燥したまま”ということが少なくありません。そこで、室内全体の湿度を上げるために、空気を循環させられるサーキュレーターを併用してみましょう。
加湿器とサーキュレーターを併用する時の3つのポイント
2つの家電製品の機能を最大限に生かし、効率的に湿度を上げるためには、加湿器とサーキュレーター両方の特徴を知った上で、適切な場所に設置して稼働させることが大切です。ここでは、加湿器とサーキュレーターを併用する時にポイントとなる「置き方」について解説します。
加湿器の近くに置く
加湿器の機能を生かすためにも、サーキュレーターは加湿器の近くに置くのがおすすめです。こうすることで、加湿器から出る水蒸気をそのまま循環させ、加湿した空気を部屋全体に行き渡らせることができます。
加湿器の噴出口よりも低い位置に置く
加湿器とサーキュレーターの併用をより効果的にするためには、加湿器の近くに置くだけではなく、サーキュレーターを加湿器の噴出口よりも低い位置に置くことが大切です。加湿器から出た蒸気をより効率的に循環させられます。
風向きを斜め上に向ける
加湿器の近くに置き、加湿器の噴出口よりも低い位置に置いた上で、サーキュレーターを上向きに設置するのもポイントです。風向きを斜め上にすることで風が天井にあたり、部屋全体に加湿した空気を届けられます。
加湿器とサーキュレーターを併用する時の注意点
加湿器はなるべく部屋の中央に置くのがおすすめです。たとえサーキュレーターと併用していても、エアコン正面の壁側、窓、家具などのそばで加湿器を使用すると、カビが発生する恐れがあります。
このほか、家電の近くに置いていると故障の原因になる可能性があるため、部屋の中央に設置しましょう。
また、加湿器のお手入れや掃除をせずに使用していると、レジオネラ属菌が繁殖し、肺炎を引き起こす危険性もあります。水の交換やタンク内の掃除など、細かなお手入れ方法は機器によって異なるため、取扱説明書に記載されている内容を確認しておきましょう。
そして、小さなお子様やペットがいる場合、サーキュレーターに触れることができないよう、安全への配慮にも注意してください。
加湿器との併用におすすめのサーキュレーター7選
加湿器との併用を前提にサーキュレーターを選ぶ際は、機能やパワーはもちろん、使用環境に合ったタイプかどうかにも注目しましょう。
タイプ別のおすすめは、「置き型タイプ」と「壁掛けタイプ」、「扇風機型タイプ」の3種類。使用シーンや家族の構成、居住スペースによって、最適なタイプを選んでみてください。
置き型タイプのサーキュレーター
場所を選ばず使えるのが置き型タイプの特徴です。置き型タイプを選ぶ際には、置き場所に困らないコンパクトさと、使用空間を選ばないシンプルなデザインを選択するのがおすすめです。便利なコードレスタイプも登場しています。
AND・DECO 360°首振りサーキュレーター【商品番号:yy02】
楽天の「扇風機・サーキュレーター部門」で、2018年〜2021年の4年連続で年間ランキング1位を受賞した人気のサーキュレーター。発売以来、累計出荷台数は10万台を突破しています。
場所をとらないコンパクトさと丸みのあるフォルムが特徴で、アイスグレーやミルキーベージュなど、インテリアに溶け込む優しい色合いも魅力です。
AND・DECO 360°首振りサーキュレーター【商品番号:yy03】
初めてサーキュレーターを購入する際におすすめのサーキュレーター。低価格でお求めになりやすい商品です。風量は3段階設定とシンプルながら、最大風速は360m/分とパワフルさを備えています。
部屋の隅々まで風を届けてくれますが、静音設計なので睡眠や作業の妨げにならないのも特徴。カラーはシックな「ブラック」とインテリアの邪魔をしない「ホワイト」、爽やかな「スカイグレー」の3種類です。
AND・DECO スタンドサーキュレーター【商品番号:lc03】
軽量設計でコンパクトさが魅力のサーキュレーター。場所をとらずに設置することができます。風量は3段階設定で、風量調節は本体背面のダイヤルを回すだけなので、簡単に操作できるのも特徴です。角度は4段階あり、手動で調整できるのもポイント。コンパクトながらパワフルな風で空気を循環してくれます。「ホワイト」と「オリーブグリーン」、「グレー」の3色展開です。
AND・DECO 360°首振り コードレスサーキュレーター【商品番号:yy05】
場所を問わず使えるコードレスのサーキュレーター。キッチンやリビング、寝室など生活シーンに合わせた居室に手軽に持ち運べるのが魅力です。360°回転はもちろん、左右の首振り機能で、室内全体の空気を効率よく循環してくれます。バッテリーには高性能なリチウムイオン電池を採用しており、短時間の充電で最長42時間の連続運転が可能です。
360°首振り DCサーキュレーター【商品番号:uf-dc181afr】
最大風量約12.3㎥と、パワフルな送風で効率よく空気を循環してくれるサーキュレーター。高性能な日本メーカー製のDCモーターを採用しており、コストパフォーマンスも抜群です。
風量は8段階あり、微風から強風まで幅広い設定が可能なのも特徴。操作しやすいデジタルパネルのほか、リモコン付きなので簡単に設定を変えられます。
壁掛け型タイプのサーキュレーター
壁掛けタイプのサーキュレーターの一番の利点は、生活の動線を邪魔しないという快適さです。
また、壁掛けタイプの場合、大人が届く位置に設置できるのもポイント。お子様やペットがいるご家庭でも安心して使えるでしょう。
AND・DECO 壁掛け式サーキュレーター【商品番号:yy04】
パワフルな送風で、360°の回転機能をもつ壁掛け式のサーキュレーター。機能性を維持しながらもシンプルなデザインを採用しており、「ホワイト」と「アイスグレー」、「ミルキーベージュ」の3色はインテリアにも自然と馴染みます。
壁掛けタイプなので、洗面所をはじめとした狭い空間でも設置できるのが魅力。取り付けもドライバーで簡単に固定できます。
扇風機型タイプのサーキュレーター
季節を問わず使えるのがサーキュレーターの特徴ですが、できれば多機能であるとより嬉しいですよね。例えば、夏には扇風機として使える多機能型のサーキュレーターであれば、まさにオールシーズン活躍してくれます。
AND・DECO 2WAYマルチサーキュレーター【商品番号:hj001】
夏は扇風機、それ以外の季節は空気循環のためのサーキュレーターとして使える便利な2WAYファン。逆回転のボタンを押すと羽根が反時計回りに回転し、正面から空気を吸い込む背面送風機能があるため、室内の空気を効率よく循環させられます。
また、3分ごとに羽の回転方向を変える循環運転機能も搭載。風量調節や省エネ性能があるのも魅力です。
まとめ
加湿器とサーキュレーターは併用して使うことで、それぞれの良さをより引き出すことができ、効果を最大限に発揮してくれます。適度な湿度はウイルスの不活性化にもつながるので、体調管理のためにも湿度には気を配りたいところです。
実際に加湿器とサーキュレーターを併用する際には、ただ一緒に使うのではなく、設置場所を意識して上手に湿度をコントロールしましょう。
また、サーキュレーターにはエアコンから出た風を室内に循環させられるというメリットもあります。冬は温かい風、夏は冷たい風を部屋中に拡散し、室内温度を調節してくれます。このようにオールシーズン使える便利なサーキュレーター。この機会に最適な1台を探してみてはいかがでしょうか。