最近「こたつ用ソファ」としてローソファが注目を集めているのはご存知ですか?実は、ローソファとこたつは意外に合うんです。こたつとソファを合わせることで、後ろにもたれたり、寝転がったりとくつろぎの幅はもっと広がります。
今回は、こたつに合ったローソファを選ぶためのポイントを解説します。また、おすすめのローソファを10個ピックアップしていますので、ソファ選びの候補や参考にしてみてください。
ローソファとは?
そもそもローソファとはどういったものなのでしょうか。ご自宅に合ったローソファを選ぶためにも、まずはソファの違いについてか確認していきましょう。
一口にソファといっても、さまざまな種類があります。コーナーソファをはじめ、カウチソファやアームレスソファなどがありますが、ローソファはその名の通り高さの低いソファのことです。単にソファの高さが低いというわけではなく、座面が低いものを指すこともポイントです。一般的なソファは座面の高さが40cmほどですが、ローソファの場合はそれよりも低くなっています。
こたつにローソファを置くメリット
「こたつは和室、ソファは洋室に置くもの」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実はこたつとローソファは相性抜群の家具です。
どのようなメリットがあるのか、ここでは、こたつにローソファを置くメリットについて解説します。
地べたに座るよりも快適
まず挙げられるメリットは、座りやすさの点で優れていることです。これまで日本で使われてきたこたつの多くは、地べたに座って暖を取るのが一般的でした。中には座布団を敷くこともありますが、いずれにせよ背もたれがないため、どうしても体に負担がかかっていました。
しかし、ローソファとこたつを一緒に使うことで、下半身を温めながらゆったりと後ろにもたれることが可能になります。体を温めたりリラックスできたりするこたつですが、せっかく使うのであれば、長時間座っていても疲れないようローソファとの併用も検討してみてください。
季節に合わせて使いやすい
こたつは寒くなる季節に重宝する家具の一つですが、気温が上がってくると使わなくなってきます。また、仮に座面の高いソファが自宅にあると、こたつと一緒に使いづらいと感じるかもしれません。
その点、ローソファであれば一年を通してリビングに置くことができ、冬になればこたつと併用することもできます。こたつもローソファも場所をとってしまう家具ですが、衣替えをするようにインテリアを手軽に変えられるのもメリットと言えるでしょう。
空間を広くおしゃれに見せられる
こたつとソファはリビングで使われることの多い家具であるため、どちらも置いた時、ちぐはぐな印象になってしまうことが気になる方もいるのではないでしょうか。しかし、ローソファとこたつを一緒に使えば、インテリアの面でもメリットがあります。
こたつと言えば、昔ながらの和室に置かれている家具という印象ですが、ローソファと組み合わせることで和モダンな空間を演出することが可能なのです。また、座面が低いためお部屋を広く見せることができ、狭いお部屋でも開放感を演出することができます。
ローソファとこたつの組み合わせをよりおしゃれに見せるためには、他の家具に合わせて掛け布団の色味を選ぶのがポイントです。
こたつ用ローソファのサイズの目安
こたつとローソファを一緒に使いたい方は、座面の高さに着目して候補を絞っていくことが肝心です。特に、こたつ自体に高さがないと、ローソファと併用した際に窮屈さを感じてしまうかもしれません。
ローソファの座面は20cm以下が無難ですが、あらかじめこたつの高さを確認しておき、クッションや座布団などを使ってイメージを掴んでおくと良いでしょう。また、ローソファの中には脚の着脱が可能なものもあるため、不安な方は高さを変えられるものを選択肢に入れておくのもおすすめです。
ローソファの中でも、座面の高さが20cmほどのタイプは、ちょうどよい高さがあるため、座りやすいのが特徴的です。一方で、座面10cmほどのソファは、こたつの中が窮屈になりにくく寝転がりやすい高さとなっていますが、どうしてもクッション性には劣ります。ただ、座面が低い場合でもクッションや座布団を用いることで、座り心地を改善することも可能です。
こたつ用ローソファの選び方
こたつに合ったローソファを選ぶには、座面の高さ以外にも注意すべきポイントがあります。安易に選んでしまうと、購入後に後悔することになるかもしれませんので、以下でご紹介する3つの選び方を押さえておきましょう。
一年を通じて使いやすいデザインかどうか
こたつ用ローソファを選ぶ際、まずはデザインに着目してください。こたつは冬だけ使うものですが、ソファは一年を通して使います。そのため、こたつがない状態でも普段から使いやすいデザインのソファを選ぶことが大切です。
特にこたつが置いてある状態で部屋の雰囲気にマッチしていたとしても、こたつを片付けるとガラリと印象が変わることも珍しくありません。ローソファと一口に言っても、さまざまなデザインや形状があるため、こたつと一緒に使う時と、こたつを使わない時のそれぞれをイメージして、どちらでも使いやすそうなものを選びましょう。
利用人数と部屋の広さを確認する
次に着目してもらいたいポイントは、実際に使いやすいかどうかです。家族だけで使う場合は家族の人数に合ったものを、来客が多いご家庭では少し大きめのものを考えておきましょう。
1人や少人数で使うのであれば、I字型のソファがおすすめです。3人以上で使うご家庭では、ゆったりと座れるL字型やコの字型を検討してみてください。大きめのローソファの中にはシートを分割できるものがあり、そういったタイプであれば部屋の広さや形に合わせてレイアウトも変えられます。
こたつとローソファの組み合わせは空間を広く見せられますが、部屋の大きさに合ったものでないと窮屈に感じてしまうことはあります。利用人数だけでなく、部屋の広さも考慮することが大切です。
どんな風に使いたいのかイメージしておく
地べたに座るだけのこたつであれば気にならないポイントですが、ローソファと組み合わせる場合は、どのように使いたいのかをイメージしておいてください。
ここで注目しておきたいのが背もたれの形状です。座りながらゲームや読書などをしたい方は背もたれの高いハイバックタイプ、こたつに入りながら座ったり寝転がったりしたい方は、角度を調節できるリクライニングタイプがおすすめです。
メーカーによってローソファの種類だけでなく背もたれも異なるため、あらかじめ利用シーンをイメージしておくことで、スムーズに選べるでしょう。
こたつ用ローソファのおすすめ9選
ここまでこたつ用ローソファがどういったものか、どのようなメリットがあるかを説明してきました。
ここからは具体的にどんなソファがこたつと相性がいいか見ていきたいと思います。ゆったり足を伸ばしてくつろげるソファや座面の高さが低めのソファはこたつの中でも足を動かしやすいので、こたつと相性が良いソファと言えるでしょう。
2~3人で使用
ここでは2~3人での使用にぴったりのソファを紹介します。
レイアウト変更が可能なソファや収納スペースがあるソファなど、様々な使い方ができる商品ばかりになっています。くつろぎ方に合わせたソファを選んでみましょう。
幅161cm フロアソファ座椅子【商品番号:yd-007】
ソファスタイルとベッドスタイルの使い分けが出来るフロアソファです。14段階のリクライニング機能があるので、一番リラックスできる体勢で過ごすことができます。
ロースタイルのソファなのでこたつを敷いても足元に十分なスペースを作ることができます。柔らかめのクッションに背中を預ければ、ずっとごろごろしていたくなるソファです。
幅130cm 3WAYリクライニングソファ【商品番号:wj002】
ソファ・ベッド・カウチの3つのスタイルを楽しめる2人掛けのソファです。座面の高さは約18cmとロースタイルのソファなので、こたつとの相性もバッチリです。
折りたたみがしやすい設計になっているので、持ち運びや片付けも楽に行えます。やや硬めのクッションなので腰痛持ちの方や疲れにくさを重視する方にピッタリのソファと言えるでしょう。
幅135cm 肘掛け収納付きフロアソファ【商品番号:hy005】
アームレスト内に収納スペースがある2人掛けローソファです。本やリモコンをしまっておくことができるので、こたつとの相性は抜群です。
アームレスト上部は裏返すとサイドテーブルになるので、飲み物や本を手元に置きつつ、こたつでくつろげるようになっています。こたつにいながらテレビを見たり読書をしたい方におすすめしたいソファです。
幅185cm リクライニングソファベッド【商品番号:ds-046】
ソファとベッドの機能を両立した、いいとこどりのソファです。中央にある背もたれはセンターテーブルとしても使えるので、ちょっと飲み物や本を置きたい際にとても便利です。
テーブルは横幅30cm、奥行き38cmと大きめなので、色々物を置きやすいソファと言えるでしょう。座り疲れしにくいクッションも快適なこたつ生活を支えてくれます。
幅183cm 3WAYフロアソファ【商品番号:ds-045】
3通りのレイアウトが可能な3人掛けソファです。状況に応じてストレートスタイル、セパレートスタイル、コーナースタイルから好きなスタイルを選ぶことができます。
長時間座るならセパレートスタイル、横になってくつろぎたいならストレートスタイルがおすすめです。背もたれのクッションは取り外し可能なので、クッションを外して枕代わりに使うことも出来ます。
幅100cm 3WAYリクライニングソファ【商品番号:wj002-s】
ゆったり足を伸ばして過ごせる、2人掛けのリクライニングソファです。コンパクトサイズのソファですが、座面幅100cm、奥行きは55cmと可能な限り座面の面積を広げることで、サイズ以上の開放感を感じられます。
一人暮らしの方にもおすすめできるソファです。ソファとしてもベッドとしても使えるので、急な来客が来た時にはベッドとして活用できます。
4~5人で使用
家族で集まってこたつに入りたい場合は、少し大きめのソファを買うことで足がぶつかることもなく、お互い快適に過ごしやすくなります。
ここからは4~5人向けのローソファを紹介していきます。どれも冬だけでなく1年を通じて便利に使えるソファになっていますよ。
幅221cm フロアソファ【商品番号:gs-2511a】
コーナータイプ、セパレートタイプ、ストレートタイプと3通りの使い方が楽しめるソファです。コーナータイプ、セパレートタイプがこたつと合わせやすいでしょう。
こたつを囲むようにセットすることで、こたつに入ったまま座ってご飯を食べることもできます。広々とした座面やしっかりとした背もたれはこたつでの快適な生活を下支えしてくれます。
幅280cm レザーフロアソファ【商品番号:ds-030】
5つのパーツを組み合わせるレザー生地のフロアソファです。防カビ・抗菌加工がされているほか、PVCレザーならお手入れも簡単なので、こたつの近くに置いて使っても清潔な状態を保つことができます。
中央のシートはサイドテーブルにもなり、本や飲み物を置きながらくつろげます。サイドテーブルはドリンクホルダー付きなので、飲み物をこぼす心配もありません。
幅249cm フロアソファセット【商品番号:yd009-4set】
アームレストがないタイプのソファセットです。こたつやローテーブルとの相性が良いフロアソファスタイルと、様々なシーンで使える座椅子スタイルの2タイプがあるので、冬はフロアソファスタイルでこたつと一緒に使い、夏は座椅子として使うといった季節による使い分けも可能です。ごろごろと横になって過ごしたい方にぴったりのソファです。
まとめ
だんだんと肌寒くなってくる季節は、こたつでじんわりと温まりたいですよね。以前はこたつとソファを組み合わせるのが少し難しかったのですが、近年はこたつに合わせやすいローソファも増えてきました。
こたつに癒されながらローソファで寝転がるような快適なリラックスタイムを過ごしてみたいとお考えの方は、ぜひここで紹介したポイントを参考にしてみてください。