布ソファの掃除方法とシミ・汚れの落とし方を解説【自分でできる】

布ソファの掃除方法と汚れの落とし方【予防対策も】 暮らしの知識

布ソファを使っていて、汚れが気になった経験はありませんか?洗濯するのが難しい布ソファですが、日ごろのお掃除やシミ抜きといったお手入れを行えば快適に使い続けることができます。

綺麗なソファで心置きなくくつろぐためにも、正しいお掃除のやり方をマスターしましょう。汚れを未然に防ぐ方法やお手入れしやすいソファも紹介しますので、そちらもチェックしてみてください。

目次

自分でできる布ソファの掃除方法

ソファを美しい状態に保つためには、普段からのお手入れが欠かせません。特に布ソファは、長年使用することで布地に汚れが蓄積しやすく、臭いが気になることもあります。しかし、定期的にお手入れを行うことで、清潔な状態を保つことができます。

ソファは日常的に使用するため、汚れは日々蓄積されていきます。そのため、こまめなお手入れが理想的ですが、毎日丁寧に掃除するのは難しいこともあるでしょう。そこで、日々のお掃除に取り入れやすい簡単な方法と、月に1~2回程度の頻度で行う大がかりなお手入れを使い分けるのがおすすめです。

さらに、年に一度はプロのクリーニングを依頼することで、より安心して布ソファを長く使うことができます。

日々の掃除・お手入れ

日々のお手入れ

普段のお手入れではソファを綺麗にすることが最優先ですが、気軽にできることも大切ですよね。

これから紹介する日々のお手入れはちょっとした時間で行えるものを取り上げています。

用意するもの

・掃除機
・粘着クリーナー(コロコロ)
・ブラシ

1.掃除機で吸い取る

吸い込み口にブラシのアタッチメントを付ければ、ソファを傷めずにお掃除できます。クッションを軽く叩いてホコリやゴミを浮かせたり、ブラシで掃いたりした後に吸い込むとより効果的です。

2.コロコロを使う

ちょっとしたゴミを取るには「コロコロ」こと粘着クリーナーを使えば楽になります。布地の表面についているゴミを取るのに粘着クリーナーは最適です。急な来客で急いで掃除をしなければいけない場合や、掃除機を使いにくい夜遅い時間帯でのお掃除にも重宝しますね。

3.ブラシでかき出す

粘着クリーナーでは取れない布の目に詰まったゴミやホコリを取り除くには、ブラシを使ってお手入れしましょう。お手入れのコツは、ソファの布地の織り目に沿って、ゴミを軽くかき出すようにブラッシングすることです。適度に張りのある柔らかめのブラシでブラッシングしましょう。

POINT

一見汚れていないように見えても、布地やソファの隙間には細かいゴミが入りがちです。日々のお手入れを忘れずに行うことで、キレイで長持ちするソファになりますよ。

月1~2回の掃除・お手入れ

月1~2回のお手入れ

掃除機やブラッシングによるお掃除だけでは、ゴミやホコリは取れても、染み込んだ皮脂や汗、臭いを取ることはできません。清潔なソファを保つためにも、月に1回か2回ほど、時間をかけてお手入れすることをおすすめします。

ここでは重曹を用いたお手入れ方法を紹介します。重曹には、油脂や汗など油性の汚れを落とす効果と消臭効果があるので、1ヶ月に1~2回は重曹でお掃除することで、ソファの汚れや臭いをしっかり落とせます。暑い時期にもソファを使う方や、たばこを吸っている方は特に必見です。

用意するもの

・重曹
・掃除機

1.重曹をソファにふりかけて、そのまま放置する

重曹を全体にまんべんなく振りかけましょう。一晩ほど放置していれば、汚れが浮き上がってきます。

2.掃除機で重曹を吸い取る

掃除機で、振りかけた重曹ごと汚れを吸い取ります。ブラシのアタッチメントを付ければ、ソファを傷めずにお掃除できます。

POINT

真夏など皮脂の出やすい時期は、重曹をスプレーにして毎日ソファに吹きかけると、より完璧なお手入れになります。重曹スプレーは「水500mlに対し重曹大さじ1」で簡単に作ることができるので、是非試してみてください。

布ソファの汚れ・シミの落とし方

布ソファの汚れの落とし方

布ソファに付いた汚れやシミは、水溶性か油性かによって対処法が異なります。汚れの種類ごとに適切な方法でケアをすることで、ソファの美しさを保つことができます。

ここでは、ジュースやコーヒーなどの水溶性の汚れから、油性ペンや口紅などの油性汚れまで、シミのタイプに合わせた効果的な落とし方を詳しく紹介していきます。

ジュース・コーヒー・赤ワイン(水溶性)

ジュース・コーヒー・赤ワイン

ジュースやコーヒー、赤ワインの汚れは主に中性洗剤を用いて落としていきます。

比較的簡単に汚れは落とせますが、汚れを拭き取った際に付いた水分がソファに残ると、水シミ(水濡れによる輪ジミ)の原因になってしまいます。ソファに付いた水分はしっかりと拭き取りましょう。

用意するもの

・水またはぬるま湯
・タオル
・中性洗剤
・重曹

1.乾いたタオルで水分を拭きとる

乾いたタオルでポンポンと叩いて、水分を拭き取りましょう。円を描くように外側から真ん中へと優しく叩くことがポイントです。

2. 中性洗剤と重曹を薄めてタオルに染み込ませる

中性洗剤と重曹を1:1の割合で混ぜたものに、「水100mlに対し小さじ1」を目安に水またはぬるま湯と混ぜ合わせます。

溶液が出来上がったら、タオルにしっかりと染み込ませましょう。

3.タオルをよく絞ってからソファをポンポンと叩く

固く絞ったタオルで、汚れの部分をポンポンと叩いて落とします。

叩く時に力を入れすぎると汚れが広がる原因になります。頑張りすぎないくらいの力加減で、軽く叩くようにしましょう。

4.固く絞ったタオルで洗剤を拭き取る

汚れが落ちたら、水で濡らして固く絞ったタオルで、ソファに残った洗剤を拭き取ります。

5.乾いたタオルで水分を取って乾燥させる

水分は輪ジミの原因になるので、洗剤を拭き取った後は乾いたタオルで水分を取っておきましょう。ある程度水分を取った後は自然乾燥させます。

POINT

ソファカバーが洗える場合でも、ご紹介した手順で汚れを落としてから洗濯した方が、そのまま洗濯するよりもシミが残りにくくなります。

しょうゆ(水溶性)

しょうゆ

しょうゆの汚れも水溶性(水性)に分類されます。したがって溶剤や漂白剤を使わなくても汚れを落とすことができます。

用意するもの

・水またはぬるま湯
・タオル
・中性洗剤

1.水で固く絞ったタオルで汚れを叩く

タオルの絞り方が甘いと、ソファに水分が残ってしまって水シミの原因になります。しっかりと水を絞ったタオルで、汚れた部分を優しく叩きましょう。この時、ゴシゴシこすってしまうと、汚れが周りにも広がってしまいます。優しくポンポンと叩くことを心がけましょう。

2.汚れが目立つ場合は薄めた中性洗剤を含ませたタオルで叩く

中性洗剤を薄める時の目安は「水100mlに対し小さじ1」の割合です。 溶液が出来上がったら、タオルに含ませ、よく絞った上で汚れを優しく叩いて落としましょう。

3.濡らして固く絞ったタオルで拭き取る

汚れが落ちたら、洗剤がソファに残らないように、水で濡らして固く絞ったタオルでよく拭き取ります。

4.乾いたタオルで水分を取る

水分が残っていると水シミの原因になりますので、乾いたタオルでしっかりと拭き取りましょう。

POINT

しょうゆの汚れは色素が濃いので、放っておくと繊維に色素が定着して汚れが落ちにくくなります。シミが付いたら出来るだけ早く落とすようにしましょう。

水性ペン(水溶性)

水性ペン

水性のボールペンの汚れも水溶性(水性)に分類されますので、漂白剤を使わずに落とすことができます。

油性ペンの汚れについてはこちらをチェックしてくださいね。

用意するもの

・水またはぬるま湯
・石鹸水
・キッチンペーパー
・タオル
・スプレーボトル(霧吹き)

1.落書きの上から石鹸水を吹きかける

石鹸水は、粉石けんなら「水100mlに対し小さじ0.5」、液体石鹸なら 「水100mlに対し1~2滴」を目安に混ぜ合わせて作ります。

石鹸水が用意できない場合は薄めた中性洗剤で代用しましょう。
中性洗剤を薄める時の目安は、液体石鹸と同じ「水100mlに対し1~2滴」の割合です。

作った石鹸水をスプレーボトル(霧吹き)に移し、落書きに向けて吹きかけて汚れを浮かせます。

2.落書きをキッチンペーパーに染みこませ拭き取る

キッチンペーパーで、吹きかけた石鹸水ごと汚れを拭き取ります。この時、キッチンペーパーで汚れを広げないよう気を付けましょう。

3.水で濡らして絞ったタオルで石鹸水や洗剤を拭き取る

ソファに残った石鹸水や洗剤を、水で濡らして固く絞ったタオルで拭き取ります。

4.乾いたタオルで水分を取る

残った水分が水シミにならないように、乾いたタオルで水分を拭き取ります。

POINT

水性ペンの汚れは、有機溶剤を使わなくても十分落とすことができます。キッチンペーパーに染みこませようとしても汚れが全くにじまない場合、その汚れは水性ペンでなく油性ペンの汚れである可能性が高いため、方法を変えて落としましょう。

水シミ(水濡れによる輪ジミ/水溶性)

水シミ(水漏れによる輪ジミ)

輪ジミとは、シミ抜きに使った水や有機溶剤についた汚れの残りが溶けて周囲に広がることで出来るシミのことです。実は、輪ジミはシミ抜きの際にしっかりと水分や汚れを拭き取ることで未然に防げる汚れです。

もしも輪ジミが出来てしまった場合でも、落とすことは可能です。これまで紹介した汚れに比べると少し大変な作業になりますが、根気強く落としていきましょう。

用意するもの

・水またはぬるま湯
・食器用中性洗剤
・タオル
・キッチンペーパー

(汚れが落ちにくい場合)
・重曹
・ベンジン
・酸素系漂白剤

1.食器用中性洗剤を薄めた液に布を浸し、軽く絞る

まずはシミを落とすための溶液を作ります。 食器用中性洗剤を薄める時の目安は「水100mlに対し小さじ1」の割合です。

あらかじめ用意しておいた布を、先ほど作った液体に浸して軽く絞ります。

この時、雑巾のように表面がざらざらした布で拭くと、ソファの表面を傷つける恐れがあります。タオルやふきんなどの柔らかい布を使いましょう。

2.汚れの外側から中心に向かってポンポンと叩く

タオルで汚れの外側から中心に向けて叩いていきます。あまり力を入れず、円を描くように優しく叩くのがポイントです。

3.汚れが浮いてきたら、その汚れを吸い取る

その内に汚れが浮いてきますので、吸水性のあるキッチンペーパー等の紙や布で吸い取ります。

4.固く絞ったタオルで洗剤を拭き取る

汚れを吸い取ったら、水で濡らしてよく絞ったタオルで洗剤を拭き取ります。

5.乾いたタオルで水分を取り、自然乾燥させる

洗剤を拭いた時に付いた水分は、乾いたタオルで拭っておけば、再び輪ジミができる心配はありません。

ソファを乾燥させる時は、熱で布が傷んだり変色する可能性があるので、ドライヤーの使用は控えましょう。

POINT

中性洗剤を用いても汚れが落ちない場合は、水濡れによる輪ジミではなく、溶剤が広がって出来た輪ジミの可能性が高いです。その場合は食器用中性洗剤の代わりに重曹やベンジン、酸素系漂白剤のいずれかを用いて、もう一度同じ手順で汚れを落としてみてください。

血液の汚れ(水溶性)

血液の汚れ

水性の汚れの中でも注意が必要なのは血液の汚れです。

血液にはタンパク質が含まれています。タンパク質の汚れは時間が経つほど酸化して落ちにくくなるので、すぐに対処する必要があります。

この時、使う「水の温度」には注意が必要です。タンパク質はお湯で固まる性質があるので、血液の汚れを水洗いする時は、30℃以下のぬるま湯もしくは水を使うようにしましょう。

用意するもの

・水またはぬるま湯
・タオル
・中性洗剤

(汚れが落ちにくい場合)
・酸素系漂白剤、オキシドール、セスキ炭酸ソーダなどの漂白剤もしくはクリーナー

1.中性洗剤を薄めてタオルに染みこませ、汚れを叩く

中性洗剤を薄める時の目安は「水100mlに対し小さじ1」の割合です。 タオルに溶液を染み込ませたら、汚れが広がらないようにポンポンと優しく叩きましょう。

2.水で濡らしたタオルで洗剤成分を拭き取る

汚れを落としたら、別のタオルを水で濡らした上でよく絞り、それを使ってソファに付いた洗剤を拭き取りましょう。

3.乾いたタオルで水分を吸い取る

洗剤を拭き取った後に残った水分は、水シミの原因になります。それを防ぐために、乾いたタオルで水分をしっかりと吸い取りましょう。

4.最後によく乾燥させる

汚れを落とした後は乾燥させる必要がありますが、この時ドライヤーは使わないようにしましょう。ドライヤーを使った場合、万が一血液がソファに残っていた時に血液が固まってしまうからです。そのため、自然乾燥させるのがおすすめです。

POINT

この方法で汚れが落ちない場合は漂白剤やクリーナーを使ってみましょう。漂白剤を用いる場合も同様に、汚れを漂白剤を含ませたタオルで叩くようにこすり、別のタオルで水分をしっかり拭き取りましょう。

バター・トマトソース・ポテトチップスなどの食べこぼし(油性)

バター・トマトソース・ポテトチップスなどの食べこぼし

うっかりバターやトマトソース、ポテトチップスなどの食べ物をこぼしてしまっても、しっかり汚れを落とすことができます。輪ジミを防ぐためにも、水分や汚れは確実に拭き取りましょう。

用意するもの

・水
・タオル
・ブラシ
・ベンジン

1.ベンジンを含ませたタオルやブラシで汚れを叩く

シミ取りを行う前に、まずは固形物をスプーンなどでしっかり取り除いておきましょう。シミ取りの過程で残った固形物を潰してしまうと、更にシミを作ってしまいます。

シミだけが残った状態になったら、ベンジンを含ませたタオルやブラシで汚れを優しく叩きましょう。

2.水で絞ったタオルで再び叩く

汚れが薄くなってきたら、次は水で絞ったタオルを使います。こちらも力を入れすぎず、優しくポンポンと叩くことを心がけましょう。

3.汚れが落ちないなら、洗剤を含ませたタオルやブラシで叩く

それでも汚れが落ちない場合は、洗剤を含ませたタオルやブラシで叩いて落とします。

洗剤を使うなら食器用洗剤がおすすめです。洗濯用洗剤は蛍光剤を含んでいるものもあり、ソファの色落ちを招くのであまりオススメしません。

4.水で濡らしたタオルでベンジンや洗剤を落とす

水で濡らして固く絞ったタオルでよく拭き取っておき、ベンジンや洗剤が残ってしまわないようにします。

5.乾いたタオルで水分を取る

最後に、残った水分を乾いたタオルで拭き取ります。この作業を行わないと、残った水分が輪ジミになってしまう可能性があるので、きちんと行いましょう。

POINT

油性の汚れを取るのに、ベンジンはとても便利です。

しかし、ベンジンは石油で出来ていますので扱いに注意が必要です。ベンジンは引火性が高いので、火の近くに置くのは絶対にやめましょう。また、ベンジンを使う際には必ず換気を行いましょう。

油性ペン・クレヨン・口紅(油性)

油性ペン・クレヨン・口紅

油性ペンやクレヨン、口紅などのインク系統の汚れも油性に分類されます。洗剤とベンジンを用いることでインクの汚れも確実に落とせますよ。

用意するもの

・水
・ベンジン
・クレンジングオイル
・食器用洗剤
・綿棒
・タオル

1.ベンジンやクレンジングオイルなどを綿棒に付ける

綿棒にベンジン・クレンジングオイル・食器用洗剤のいずれかを付けます。
これらなら、ソファの色合いは保ったままソファに付いたインク汚れを落としてくれます。塩素系漂白剤はソファの色落ちの原因になるので使用を控えましょう。

2.シミになったところを軽くトントンと叩く

綿棒でシミを軽く叩きます。この時こすってしまうと、汚れが広がる原因になります。決して力を入れすぎず、優しく叩くようにしましょう。

3.ベンジンやクレンジングオイルを固く絞ったタオルで拭き取る

使ったクレンジング剤がソファに残ってしまわないように、水で濡らして固く絞ったタオルでよく拭き取っておきます。

4.乾いたタオルで水分を取る

ソファに残った水分が輪ジミにならないように、乾いたタオルで水分を取った後、自然乾燥させます。

POINT

インクの汚れの多くはベンジンやクレンジングオイルで落とすことができます。

それらを使っても汚れが落ちない場合は、除光液の購入をおすすめします。マニキュアを落とすのに用いられる除光液ですが、実はインク汚れを落とすのにピッタリなんです。

除光液は油性ボールペンなどのインクを溶かしている基材と同じ溶剤を使用しているので、インクの汚れを落としやすい溶剤と言えるでしょう。

ファンデーション

ファンデーション

ファンデーションの汚れも油性に分類されます。お化粧中にうっかりファンデーションを落としてしまっても、汚れは落とせるので安心です。

用意するもの

・水またはぬるま湯
・タオル
・メイク落とし

1.タオルにメイク落としを少量つける

メイク落としが用意できない場合はクレンジングオイルを用いましょう。ファンデーションの汚れも油性なのでクレンジングオイルでも汚れを落とすことができます。

2.シミの中心に向かって汚れを集めるように叩く

メイク落としを付けたタオルで、中心に向かっていくようにシミを叩きましょう。

この時、汚れをこすらないように叩くのがシミ取りのコツです。優しく丁寧に汚れを落とすことを意識してください。

3.ソファに残ったメイク落としを取る

残ったメイク落としはまた別のシミの原因になるため、水でタオルを濡らして固く絞った後、しっかりと拭いていきます。

4.乾いたタオルで水分を取る

メイク落としを拭き取ったら、乾いたタオルを使って残った水分も取っていきます。水分が残るとシミになる可能性があるので、丁寧に取りましょう。

POINT

ファンデーションの汚れを取る時に気を付けるべきことは「むやみにこすらない」ことです。こすると汚れが広がり、汚れが取りづらくなるだけでなく輪ジミの原因にもなります。優しくポンポンと叩くだけでも十分汚れは落ちますよ。

水溶性か油性かを見分ける方法

水溶性か油性か分からないときの見分け方

「いつの間にかシミになっていて、汚れの原因が何なのか分からない」という方に向けて、水溶性か油性かの違いを見分ける方法を紹介します。

<シミの判別方法>
1.ペーパータオルなどに少量の水を絞る
2.ペーパータオルをシミの部分に軽く押し付ける

この時、ペーパータオルに汚れが付いた場合は「水溶性の汚れ」です。
汚れが付かなかった場合は「油性の汚れ」です。

布ソファの汚れ対策

これまでソファについたシミや汚れを取る方法を紹介してきました。汚れの取り方は汚れによって異なるので、その性質を見極めてから汚れを落とす必要があります。

一方で、汚れやシミを未然に防げるならそれに越したことはないはずです。そこでここからは、布ソファの汚れを予防する方法を紹介します。

防水スプレーを使う

防水スプレーを使う

防水スプレーには水分や汚れからソファを守る効果があり、手軽なお手入れグッズとしてとても人気があります。ソファの張地を綺麗な状態で保てるので、結果的に長持ちさせることができます。

カバーリングソファを選ぶ

基本的にソファのカバーは剥がせないものがほとんどです。しかし、中にはカバーの脱着や交換も可能なソファもあり、そういったソファは「カバーリングソファ」と呼ばれています。

カバーリングソファには全てのカバーが着脱・交換可能なフルカバーリングソファと、よく使用する部位を交換できるハーフカバーリングソファの2種類があります。ソファが汚れても気軽に洗うことができるのがメリットです。

お手入れしやすい布ソファおすすめ7選

ソファをお手入れする際に、カバーを取り外すことが出来ると便利ですよね。シミ取りで作業をする場合でもカバーを外した状態だと作業が行いやすいです。

ここではカバーが取り外し可能で、デザイン面やレイアウト変更やリクライニング機能など、その他の機能性も優れているソファを紹介します。

幅202cm 3人掛けカウチソファ レギュラーサイズ 高耐久生地【商品番号:ds-001j-20-pf】

幅202cm 3人掛けカウチソファ レギュラーサイズ 高耐久生地【ds-001j-20-pf】

こちらの商品は、ペットがいるご家庭でも使える高耐久のスエード調生地を使ったソファです。簡単に取り外しが可能なカバーなので、万が一汚れてしまった際もす手軽にお手入れができます。

カラーは4色から選べ、インテリアに合わせてコーディネートできます。厚みのある天然木を使用しているので、耐久性が高く安心して使用できます。

幅260cm 3人掛け収納付き多機能ソファ【商品番号:ss001-260】

幅260cm 3人掛け収納付き多機能ソファ【ss001-260】

高級感あふれる質感と絶妙なバランスのデザインが魅力の3人掛けソファです。広々とした座面とふかふかのクッションが、リラックスタイムを一層豊かにしてくれます。

モジュール式デザインなので、ライフスタイルに合わせて自由にレイアウト変更が可能です。おしゃれなだけでなく、機能性も兼ね備えたリビングの主役級アイテムです。

幅216cm 3人掛けカウチソファ【商品番号:ss013】

幅216cm 3人掛けカウチソファ【ss013】

こちらの布製ソファは、優れた座り心地とリラックスを促すふんわりとした背もたれクッションが特徴です。シンプルながらもモダンなデザインは、どんなインテリアとも相性抜群です。リビングや書斎、プライベートルームにぴったりの一品です。

また、シーンに合わせて2通りの使い方ができるので、来客の際も心地よい空間を提供してくれます。

幅228cm 3人掛けカウチソファ コーデュロイ【商品番号:ds-065c】

幅228cm 3人掛けカウチソファ コーデュロイ【ds-065c】

こちらはリクライニング機能を搭載した贅沢な3人掛けソファです。背もたれの角度を自在に調整でき、好みのポジションでくつろげる設計となっています。

高密度ウレタンクッションを採用しており、長時間座っても疲れにくく、耐久性も抜群です。コーデュロイの上質な生地とシンプルなラインが、リビングをおしゃれな雰囲気に仕上げます。

幅202cm 3人掛けカウチソファ レギュラーサイズ【商品番号:ds-001j-20】

幅202cm 3人掛けカウチソファ レギュラーサイズ【ds-001j-20】

モダンデザインを取り入れた3人掛けのカウチソファです。全身を包み込むような広々とした座面シートが、リラックス感のある空間を演出します。

カバーは簡単に取り外して洗濯機で手軽に洗うことができるので、衛生的に使用できます。おしゃれなインテリアとしても、実用的な家具としても優秀です。

幅200cm 2人掛けサイドテーブル付きソファ【商品番号:ds-064】

幅200cm 2人掛けサイドテーブル付きソファ【ds-064】

こちらの2人掛けのソファは、片側がフラットになった開放感のあるデザインが特徴です。2人で座ることもできますが、1人でゆったり足を伸ばして座ってリラックスすることもできます。

また、張地に通気性に優れたリネン生地を使用しているので、季節を問わず一年を通して快適に使用できます。

幅180cm 2人掛け北欧風ストレートソファ【商品番号:ds-056】

幅180cm 2人掛け北欧風ストレートソファ【ds-056】

こちらの2人掛けのソファは、人気の北欧風デザインのソファです。シンプルで可愛らしさのあるフォルムは、リビングをより洗練された空間に演出してくれます。

柔らかく体を包み込むような座り心地は、1人はもちろん、家族やゲストとのくつろぎの時間に最適です。耐久性の高い素材を使用しており、長く愛用できるソファです。

まとめ

ここまで、布ソファのお手入れやシミ抜きの方法について紹介してきました。

お手入れにおいてもシミ抜きにおいても大切なのは「なるべく早く取り掛かる」ことです。汚れが気になった時やシミが出来た時にその場で対処出来れば、汚れが沈着する可能性をぐっと減らすことができます。

大切なソファでいつまでも快適に過ごすためにも、汚れが付いてしまった時はすぐ行動に移しましょう。

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