リビングでくつろげる空間を作るためには、テレビ画面の高さや視聴距離を考慮したテレビボード選びが重要です。テレビボードは壁際のレイアウトにも関係するため、実は一番選ぶのに苦労するインテリア家具で失敗が多いインテリア家具とも言われています。
ここではそんなテレビボードの選び方についてご紹介していきたいと思います。ぜひ、テレビボードを購入する際の参考にしていただければと思います。
テレビボードの高さについて
人の目線は常に下に向いており、上を見上げるときよりも、下向きの目線のほうが疲れにくくなっています。人の自然な目線は、だいたい10〜15度下を向いていると言われています。
どんな住環境でテレビを見るかは、様々だと思います。テレビボードの高さを合わせて快適な空間を作りましょう。
テレビボードの高さの目安
床面またはローソファでテレビを見るなら
ボードの高さ 30cm~40cm
一般的なソファでリラックスしてテレビを見るなら
ボードの高さ 40cm~50cm
ダイニングテーブルまたはカウンターからテレビを見るなら
ボードの高さ 50cm~
最適な視聴距離について
最近ではyoutube 等のWebサービスでも4Kコンテンツが増えてきました。フルHDテレビは「画面の高さの約3倍」と前項目でも触れましたが4K対応テレビは「画面の高さの約1.5倍」離れたところが、特等席といわれています。PCとテレビをHDMI端子で接続して4Kコンテンツを楽しむ可能性があれば、テレビボード選びの際にも考えておきたいポイントです。
テレビの大きさと視聴距離の目安
12畳以上のお部屋には | 8畳くらいのお部屋におすすめ | 4.5~6畳くらいのお部屋におすすめ |
4K60v型~ | 4K49v・50v/55v型 | 4K40v型 |
視聴距離 約1.1m~ | 視聴距離 約0.9m~/約1.0m~ | 視聴距離 約0.7m~ |
Full HD9v・50v/55v型 | Full HD42v・43v型 | |
視聴距離 約1.8m~/約2.0m~ | 視聴距離 約1.5m~ |
おわりに
今回はテレビボードを選ぶ際の高さや目線についてご紹介いたしました。テレビサイズだけではなく、表示するコンテンツによって最適な距離を考えてレイアウトしたいですね。
テレビボード選びの際にデザインや収納力だけではなく、目線の角度や配置する高さを考慮して最適な視聴環境を手にしてみてはいかがでしょうか?